【Liebe zum Golf(ゴルフへの愛)】Nr.2:Golf II から、Golf Cabrio へ…まだ可愛げのあった旧車嗜好。
1988年式のGolf IIとの日々は、”フォルクスワーゲン Golf”カルチャー発見の連続だった。
コンパクトなのに狭くない室内、十分なカーゴスペース、トルクフルなエンジンと剛性そのもののようなボディ。
ドアの開閉で聞こえてくる音は、精密なカメラのシャッター音が重厚な金庫の扉の音に混ざったような…。
鉄板の重さなのか、モノコックの剛性なのか、とにかく「作りの良い」工業製品を感じさせる。
そして、シート。
走り続けるためには、座り続けなければいけない。
一見なんの変哲もないGolfのシートは、国産車のフカフカともてなすシートと比べて明らかに硬め。
フカフカシートは、例えばディーラーで乗り...