空港で働くVW大集合!
太宰治の代表的小説「人間失格」の冒頭には、主人公の幼年時代が描かれている。
彼は、駅に掛けられたブリッジを「複雑に楽しくハイカラにするためにのみ、設備せられてあるものだ」と思い込んでいる。
同様に地下鉄も「地上の車に乗るよりは、地下の車に乗ったほうが風がわりで面白い遊びだから、とばかり思っていました」と告白している。
だがのちに主人公は、いずれも極めて実利的なものであることを知り、にわかに興ざめてゆく。
いっぽう筆者といえば、いい大人になっても、駅ではラッシュアワーの人波もどこ吹く風、連絡橋から眼下の電車をぼんやり眺めている。パリで自動運転の地下鉄に乗ると、地元の子どもと争って最前列を陣...