カイエンも「古典車認定」。喜びも悲しみもヤングタイマー・ブーム
“VWポルシェ”も1千万円超
ヨーロッパでは「ヤングタイマー」といわれる、登場から20〜30年のモデルが市場で過熱している。2023年10月末に開催されたイタリア最大級・欧州でも屈指のヒストリックカー・ショー「アウトモト・デポカ」でも、それは確認できた。例として、販売終了から3年しか経過していない「アバルト124スパイダー」の特別仕様に円換算で約1600万円のプライスタグが付けられていた。
そのアウトモト・デポカで、ポルシェのイタリア法人は、5つのメーカー公認クラブにスタンドを提供するというスタイルで参加した。
筆者が訪問してみると、「356」「911/912」のクラブとともに、より若い...