シルバーストーンサーキット2日目は、「SpeedMachine Festival 2019」を満喫できた。
Speedmachine Festival は、FIA世界ラリークロスを目玉に、さまざまな自動車のコンテンツをはじめ、イギリス国内のアーティストによるライブ、ストリートフード等のケータリングなど、コンテンツが目白押しのクルマ好きが一同に会すイベントである。
会場内を歩いてみると、クルマにまつわるさまざまなコンテンツのお店が立ち並び、見ているだけでも楽しい。たくさんのケータリングもあるので、ランチに困ることはない。
往年のAudi「ビッグクワトロ」やロスマンズカラーのポルシェ等、日本でもなかなか見ることのない希少車も展示されていて、会場内の熱い視線を集めていた。
日本では絶対にありえないのが、お店の出展スペースのすぐ真向かいにクルマの整備を行うパドックが並んでいることだ。イベントへ来ているお客はレース車両の整備を間近で見ることができる、海外ならではの光景を目の当たりにした。
筆者が非常に羨ましいと思ったのは、お客さんの多くが家族連れだったこと。女性も子供もこのイベントを楽しんでいるのが印象的に映った。
夕方にもなるとアーティストによるライブも始まり、会場はさらに熱気に包まれていった。
FIA世界ラリークロスは、大歓声の中で戦いが繰り広げられた。非常に激しいバトルで、スタートからフルスロットル、ジャンプあり、ドリフトあり!見ていて大変エキサイティングでとても楽しく、ぜひ日本でも開催してほしいものだ。
このイベントに参加してみて、モータースポーツが根付いた文化に触れ合うことができて、羨ましいと思うとともに、クルマの楽しさを改めて感じることになった。
イギリスから発信されるRacingLineが、クルマ好きたちによって生み出され、こうした環境で育まれてきたことを実感できるイベントだった。
(Text & Photos by Masato Uchida)
■関連リンク
・SpeedMachine Festival
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【RacingLine】International Dealer Conference 2019(#2)
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