【試乗記】アウディR8
"PI"=プロダクトインプルーブメントによりSトロニックを手に入れたアウディR8を、モータージャーナリストの新井 勉氏が袖ケ浦フォレスト・レースウェイで試乗。その進化のほどは? ウォーミングアップを終え、コーナーを攻めはじめて間もなく"違い"に気づかされた。「目から鱗が落ちる」とはまさにこのことで、単なるフェイスリフトのように見えて、実はモデルチェンジに匹敵するほどの"大変身"だったのだ。
その変化にすぐに気づいたのは、クルマの限界を試せるサーキットなればこそだが、今回の変身は限界域の運動性能に限ったことではなく、日常の快適性にも直結する「うれしい変化」であった。
さて、2007年7月の...