7月に続き、8月の走行距離もゼロ。愛車のID.4 Pro Launch Editionは、6月後半から不具合解消のためにディーラーでの確認作業が続いています。

8月の平均電費:——km/kWh
これまでの総平均電費:6.1km/kWh

画像: 【ID.4はじめました】第68回 入院は3カ月目に突入

あらためて事のいきさつをお話しすると、愛車のID.4 Proがアウタードアハンドルの不具合とインフォテインメントシステムの不具合で、リコール対策のためにディーラーに入庫したのが4月末のことでした。

それ以降、急速充電時の充電電力が上がらなくなりました。これまでなら、90kW急速充電器を使用した場合は70kW前後で充電できていたのが、ABB製、ニチコン製のいずれでも50kWに達しなくなったのです。しばらく様子を見ていましたが、私と同時期にID.4 Pro Launch Editionを購入した知人から、やはりリコールでディーラーに入庫後に同様の症状が出ているという話を聞き、リコールの際に書き換えたプログラムに不具合があると確信して、ディーラーに愛車のID.4 Proを預けることに。

その後、同様の不具合を訴えるID.4オーナーさんとコンタクトが取れ、同じ症状が2022年モデルであるLaunch Editionで複数出ているという情報も得ています。

現在、私のID.4 Pro Lauch Editionは、指定された状況のもとで急速充電を行い、その際のログをフォルクスワーゲン グループ ジャパン経由でフォルクスワーゲン本社に送り、対応を仰いでいる段階です。ただ、連絡が来たお盆休み前の段階では作業は進んでおらず、その後、新しい情報も届いていません。一方、不具合が発生したID.4オーナーの中には、すでにデータ取りを終えた人もいるとのことです。

状況から判断して、リコール作業の際にアップデートしたプログラムに不具合がある可能性が高いので、データ取りもいいのですが、とりいいそぎリコール作業前の状態にプログラムを戻して一時凌ぎし、その間にリコール時のアップデートプログラムを精査して、一刻も早く不具合を潰してくれたらいいのに……というのは素人考えでしょうか? 不具合解消までいったいいつまで待たされるのか、不安は募るばかりです。

さて、自宅に充電設備がない私は、「e-Mobility Powerネットワーク」(以下eMP)の充電ステーションが利用できる「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)」の「プレミアムプラン」と、Volkswagen、Audi、Porscheのディーラーが用意する“超”急速充電器が使える「PCA(プレミアム チャージング アライアンス)」の都度会員プランを併用しています。

ZESP3のプレミアムプランには、急速充電の無料分により「プレミアム100」(無料分100分)、「プレミアム200」(無料分200分)、「プレミアム400」(無料分400分)があり、8月は引き続きプレミアム100を選びました。無料分は翌月にかぎり繰り越しできて、7月からの繰り越しが100分。8月はあわせて200分まで追加費用なしで急速充電が可能でした。

しかし、この8月も走行距離はゼロで、充電もゼロ。無料繰り越し分の100分はそのまま消えました。

急速充電(分)普通充電(分)充電料金(円)
日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)
プレミアム100 基本料金4,400
急速充電(44円/分)00
普通充電(3.3円/分)00
▲急速充電無料分0
▲普通充電無料分0
PCA
基本料金0
急速充電00
その他
急速充電00
普通充電00
004,400
2025年8月の走行距離:0km 金額は税込

愛車のID.4 Proはこの11月に最初の車検を迎えますが、それまでに戻ってくるでしょうか!?

(Text by Satoshi Ubukata)

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