フォルクスワーゲン ジャパンから「ID.4」の“サービスキャンペーン”のお知らせがあったので、その対策のためにフォルクスワーゲン蓮田に愛車を持ち込みました。
これまで車両の購入やメインテナンスをフォルクスワーゲン春日部で行ってきましたが、店舗が統合されたため、今年からフォルクスワーゲン蓮田にお世話になることになりました。
さて、クルマの改善措置には「リコール」、「改善対策」、「サービスキャンペーン」があり、その違いは下記のリンクに説明があります。簡単にいえば、そのままでは保安基準に適合しない、または、適合しなくなるおそれがあるのに対応するのがリコール、保安基準に適合しなくなるおそれはないが安全上または公害防止上対応すべきものが改善対策、リコールや改善対策には該当しないが、不具合が発生しないよう対応しておくべきがサービスキャンペーンということになります。
今回は3つの改善措置のなかではもっとも軽いサービスキャンペーンで、駆動用バッテリーの各セルモジュールに容量のばらつきが生じるおそれがあるため、これに対応するためにコントロールユニットを対策プログラムに書き換えるというものです。プログラムのアップデート後に点検を行い、もし結果で異常が見つかった場合にはセルモジュールを交換する必要があります。
作業は専用の診断機を車両につないで行います。作業には約1時間を要しました。プログラムのアップデート後に点検した結果が正常ということで、無事作業は終了です。
この日はサービスキャンペーンの対策に加えて、ウインタータイヤからサマータイヤへの入れ替えも行いました。フォルクスワーゲン蓮田には“タイヤ預かりサービス”があり、昨年末からこれを利用しています。保管料のほか、タイヤ入れ替えの工賃がかかりますが、ID.4の20インチまたは18インチのタイヤとホイールのセットを自宅に保管するのは、手間や場所を考えると大変。どこか預かってくれるお店がないかと探していたら、フォルクスワーゲン蓮田で対応しているのを知ったのです。灯台もと暗しとはこのことですね。助かりました!
フォルクスワーゲン蓮田からの帰り道、新しい充電器が設置された東北道・蓮田サービスエリア(上り)で急速充電しました。蓮田サービスエリアにはスマートインターチェンジがありますが、そこから入ると急速充電器が利用できないため、ひとつ手前の久喜インターから東北道へ。最高90kWで充電できるタイプで、充電時は他のEVも利用していましたが、70kW弱の数字が確認できました。
「ボルボEX30」と2台持ちになったことで、このところEX30に乗ることが多く、ID.4をドライブするのは約1カ月ぶり。久々に運転したID.4はボディのしっかり感やしっとりとした走りが魅力的で、あらためてこのクルマの良さを実感しています。
(Text by Satoshi Ubukata)