大きなパノラマガラスルーフが魅力のひとつであるID.4 Pro。でも、晴れた日は室内が暑くなるのが悩みのタネです。

ID.4 Proに標準装着されるパノラマガラスルーフは、ルーフの3分の2を覆うほど大きく、電動サンシェードを開けたときの開放感は格別です。見た目が少し黒いこのスモークガラスにはUVカット機能がありますが、暑さはあまりカットされず、「これだけグラスエリアが広いと、夏は暑いだろうなぁ」と心配していたら、悪い予感は的中! 本格的な夏を迎える前に、すでに暑さとの戦いが始まりました。

だからといって、サンシェードを閉めっぱなしにするというのは残念なので、パノラマガラスルーフに暑さ対策を施すことにしました。暑さの原因である赤外線をカットするカーフィルムを貼るという作戦です。そこで訪れたのが、東京都小平市にある「カービューティプロ 向井」。実はちょうど1年前、Golf8 eTSI Styleのスライディングルーフに遮熱フィルムを貼っていただきました。まさか1年後にまた訪れるとは、そのときは予想だにしませんでしたが(笑)

画像3: 【ID.4はじめました】第23回 本格的な夏を前に暑さ対策しました!

今回は、広いグラスエリアに対応するため、フロントガラスにも施工可能な透明タイプの3M製「ピュアカット89」を使用。暑さの原因となる赤外線を95%カットしてくれるそうです。実際に白熱灯で試してみると、フィルムの有無で手に伝わる熱さが大きく違っています。これは期待できそう!

それにしてもこれだけ広い範囲のフィルムを一枚貼りするというのは、素人の私の目にも大変そうな作業。向井店長によれば、ID.4への施工は2回目ということでしたが、上を向きながら行う長時間の作業はかなりきつかったようです。

画像6: 【ID.4はじめました】第23回 本格的な夏を前に暑さ対策しました!

この日は午前11時にクルマを預けて、午後4時前に完成。費用はフィルム代を含めて4万5000円(税込)でした。

遮熱フィルムを施工した翌日は快晴で、昼頃には初夏の日差しが降り注いでいましたが、遮熱フィルムのおかげでサンシェードを開けたままでも過ごせるレベルに。室内から見える外の景色は以前と変わらず、日差しも明るいのに、じりじりとした暑さが大幅が和らいでいました。

画像7: 【ID.4はじめました】第23回 本格的な夏を前に暑さ対策しました!

パノラマガラスルーフやガラスサンルーフが原因の暑さに悩んでいる人は、ぜひ参考に!

(Text & Photos by Satoshi Ubukata,Volkswagen Japan)

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