少し出遅れましたが、愛車のID.4にスタッドレスタイヤを装着しました。
今回選んだのは、ミシュランが2020年8月に発売した「X-ICE SNOW SUV」です。
X-ICEシリーズは、日本の冬期路面を分析し、想定されるすべての路面環境において高いレベルの性能を発揮するべく開発され、日本のドライバーから高い支持を集めているのはご存じのとおりです。その最新世代となるX-ICE SNOWとSUV向けのX-ICE SNOW SUVは、優れたアイス性能と雪上性能を両立させるとともに、タイヤに求められる安全性、快適性、省燃費性能、耐久性など高いレベルで実現するといいます。
その特徴は、アイス、雪上はもちろんのこと、ドライやウェット路面でも安定したグリップを発揮すること。従来の「X-ICE3+」に比べて、アイスブレーキング性能は9%、雪上ブレーキング性能は4%向上しています。
これを実現するために、「EverWinterGripコンパウンド」や、方向性のある左右対称の新世代Vシェイプトレッドパターンを採用しました。また、スタッドレスの使用限界末期(50%摩耗)になってもトレッドパターンとEverWinterGripコンパウンドが維持されるため、性能が長持ちするのも見逃せません。
そんなX-ICE SNOW SUVをエントリーグレード「ID.4 Lite」の純正ホイールに組み合わせました。ID.4 Proでは、20インチアルミホイールに前:235/50R20、後:255/45R20サイズのタイヤが標準装着されるのに対し、ID.4 Liteには18インチのスチールホイールに235/60R18サイズのタイヤが組み合わされています。冬タイヤのためにホイールをもう1セット用意するとなると、20インチのアルミホイールよりも18インチのスチールホイールのほうが価格が断然安いというのが、選択の理由です(笑) タイヤサイズはID.4 Liteと同じ235/60R18としました。
タイヤ交換の作業は、18インチスチールホイールの手配とあわせてmaniacs STADIUMで行いました。
下の写真は、X-ICE SNOW SUVと18インチ純正スチールホイールをID.4 Proに装着したあとの様子。純正ホイールだけにとても似合っていますし、これまでよりも精悍なイメージに変わったのがうれしいところです。
これからどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです!
(Text & Photos by Saotshi Ubukata)