フォルクスワーゲン ジャパンが2022年11月22日に発売したコンパクトSUV型BEV（電気自動車）「ID.4」が、11月末にめでたく納車されました。ということで、“ID.4日誌”的な連載「ID.4はじめました」が本日スタートです！
フォルクスワーゲン ジャパンがID.4の導入仕様として用意したのが、「ID.4 Lite Launch Edition」と「ID.4 Pro Launch Edition」の2モデルです。2つの大きな違いは、搭載されるバッテリーの量。ID.4 Lite Launch Editionが52kWhであるのに対して、ID.4 Pro Launch Editionは約1.5倍の77kWh。これにともない、航続距離も388kmと561kmと異なり、価格も499万9000円と635万5000円と大きな開きがありました。
両者の違いは上記のニュースをご一読いただくとして、ID.4 Pro Launch Editionは装備も充実していて、マトリクスLEDヘッドライトのIQ.LIGHTをはじめ、パワーシートやフォルクスワーゲンサウンドシステム、パノラマガラスルーフ、パワーテールゲートなどが備わることなどから、今回はID.4 Pro Launch Editionを選びました。ボディカラーは濃い青の“ブルーダスクメタリック”です。
気になる費用は次のとおりです。
| 車両 | 車両本体価格 | 6,365,000円 |
| 付属品 | ETCセットアップ | 4,400円 |
| フロアマット | 22,000円 | |
| ドライブレコーダー | 62,040円 | |
| サービスプログラム | ニューサービスプラス | 29,000円 |
| 延長サービスプラス | 30,000円 | |
| ウォルフィーサポート（2年） | 185,000円 | |
| 税金・保険料 | 自動車税種別割 | 0円 |
| 自動車税環境性能割 | 0円 | |
| 自動車重量税 | 0円 | |
| 自賠責保険（37カ月） | 27,770円 | |
| 登録費用 | 非課税分 | 23,140円 |
| 課税分 | 117,990円 | |
| 合計 | 6,866,340円 | |
うれしいのは消費税以外の税金がゼロということ。自動車税環境性能割や自動車重量税がゼロであることに加えて、東京都の場合は新規登録時と翌年度から5年度分の自動車税種別割が免除になるのです。
導入仕様のID.4 Pro Launch Editionにはメーカーオプションはなく、ディーラーオプションとしてフロアマットとドライブレコーダー（ちょうど割引キャンペーンを実施してたので！）を購入しました。
「サービスプログラム」はぜひとも加入しておきたいサポートです。別の機会に紹介しますが、購入補助金の関係から今回は少なくとも4年間は車両を保有し続けることになるので、サービスプログラムもそれを考慮して加入しています。
新車登録から3年間の定期点検や定期交換部品の工賃が無料になる「プロフェッショナルケア」は無償で付帯します。一方、プロフェッショナルケアで必要となる交換部品の部品代や消耗部品は別料金となるので、それをカバーする「ニューサービスプラス」に加入しました。
このプロフェッショナルケアとニューサービスプラスを2回目以降の車検まで延長できるのが「延長サービスプラス」で、さしあたり2回目の車検までの分に加入しました。
「ウォルフィーサポート」は、3年間の一般保証を延長するもので、ボディ、パワーウインドー、オーディオ、エアコン、モーター、ステアリング、サスペンション、ブレーキなどに不具合が発生したときに、費用をカバーするというものです。1年プラン（さらに1年再延長が可能）と2年プランがあり、購入時に2年プランを申し込むのが一番お得ということで、今回は2年プランに加入。金額はちょっと高めですが、万が一のトラブルに対する保険として考えるとやむをえない支出だと思います。
ということで、ID.4 Pro Launch Editionの購入費用は686万6340円！ もちろん支払いにはフォルクスワーゲン ファイナンスが提供する残価設定ローンの「ソリューションズ」を利用しました（笑） 最終回の支払い額（残価）が保証されるうえ、ID.4 Launch Editionでは3年／5年プランが特別低金利の1.99％となり、さらに5年プランの残価が通常より高い36％となることから、迷わず5年プランを選んでいます。
ID.4の購入についてはこんなところですが、購入後、すぐに対応しなければならないことがいくつかありました。補助金の申請と充電サービスへの加入です。
(Text & photos by Satoshi Ubukata)
