前回紹介したように、いろいろと苦労はありましたが、やっと設営が完了して、ほっと一息。ようやく昼食です。
大人は皆、疲弊気味（苦笑） しかし、子どもたちは元気なので、頑張って調理しましょうかね。天候は回復気味で、本来の本栖湖の美しさが顔をのぞかせるのが励みになります。
とりあえず昼は焼きそばにしました。BBQ用のコンロに炭を入れ、火を着けます。そのときは思考回路がほぼ停止していたかもしれませんね……あとから考えれば、面倒な火起こしをぜす、ガスコンロで調理してもよかったのかもしれません（苦笑）
BBQコンロにBBQハイグレードアルミホイル(極厚)をひいて調理開始です。まずは麺のみを軽く炙ります。これで麺に絡んでいる油分が溶け出し、そのあと、具と合わせるときの馴染みかたに差が出むます。いったん麺を取り出し、肉、野菜と炒めて、先程の麺を再投入。全体をなじませてからソースで味付け。これでようやく出来上がり！
野外での食事はとにかく美味しい！ このためだけにキャンプに来てもいいのではないかと思うくらいです。
調理後の残った炭に薪を入れて、昼間ですが焚き火もやってみます。焚き火は昼でも夜でもいいですが、やはり夜のほうがより炎のゆらぎが心を癒やしますね。はい、また暗くなってからやりましょう。
薪は、たいていキャンプ場の事務所や売店などで手に入れることができます。今回もありました。ただ、あまり遅くなると売り切れる可能性もあるかなと思い、早めに必要数を確保しておきました。
午後になると、天気はどんどん回復し、水遊びする人の数が増えていきます。うちの子どもたちも水着に着替えて本栖湖に飛び込みます（実際には飛び込んでいませんが……笑）。ここは天気がよければ、穏やかで、静かで、素晴らしい場所ですね。時間がゆっくりと流れて行きます。これも外遊びのよさですね。癒やされます。
と、遊んでいると、そろそろ夕食のことを考えなくてはなりません。今回もやはり夕食はバーベキューでしょうか。
早めにコンロに炭を入れて火を着けます。今回は「マックスバリュ富士河口湖店」で買い込んだものを適当に焼いていきます。焼いて、飲んで、焼いて……と、日帰りのBBQでは味わえない、キャンプならではのゆったりした時間を楽しみました。
そして、子どもたちは待ちに待った花火です！
まだ小さいので、手持ちの花火ですが、これまた大盛りあがりです。都会では花火を気軽にできないですからね。私が育った長崎県の実家は田舎の一戸建てでしたので、花火をやるのに気を遣った記憶はないのですが、都会の子どもたちはいろいろと制約が多いので、こういう場所は、まさに天国なのでしょうね。
花火も終わり、大人も疲れているので、シャワーを浴びて（ここはお風呂はないですが、コインシャワーがあります。時間が決まっていないという点では、混んだお風呂が嫌な方にはおすすめですね）、歯を磨いて、就寝です。
今回新規投入した、インフレーターマットのお陰でよく眠れそうです。おやすみなさい……
続く……
(Text by Junichi Yamashita)
