前回、買い物を済ませ、いざ本栖湖へ出発しました。約19km、なんとなくダラダラと走っていて、「そろそろかな……」と意識したときにはすでに遅く、おっと行き過ぎました(苦笑) 道の途中で、いきなりの看板からの左折案内は、ちょっと見逃してしまいます。Uターンできるところはないかと探しつつ走るも、なかなか安全な場所が見つからず、3〜4km走ってしまいました。まあ、そんなに急いでないので、大丈夫です。

画像1: 第7話 【本栖湖編】設営は自然との格闘だ!

気を取り直して、戻ります。入り口付近に近づくと、今度は右折なので、さらに慎重になります。たまたま交通量も少なく、無事に入り口に入れました。入り口からはすぐに本栖湖が見えます。

おーーーっ! テンション上がります。入り口の事務所(売店!?) に立ち寄りチェックイン。空いている好きな区画を使っていいとのこと。本栖湖の水辺にゆっくりと進みます。

画像2: 第7話 【本栖湖編】設営は自然との格闘だ!

キャンプ場の区画は、本栖湖水辺まで緩やかな下り坂が続いています。ゆっくりと下って、空いている区画を探します。中田家と「どうしようか?」と車中からアイコンタクトしつつ、「どうせなら一番水辺に近いところかな」と、たまたま空いていた区画に陣取りました。

到着した日は、やや曇っていましたが、そこは本栖湖、とても気持ちいい! 家族連れも多く、子どもたちは本栖湖に入って楽しそうに遊んでいます。大人は、カヤック、SUPなどなどで、緩やかな時間を楽しんでいます。

画像3: 第7話 【本栖湖編】設営は自然との格闘だ!

さて、サイトの全体の構成を考えます……。しかし私は、ゴルフ オールトラックに装着された、純正アクセサリーのサイドオーニングを開きたい気持ちがこみ上げてきまして、中田家を軽く無視しつつ、サイドオーニングを開き、チェアとテーブルを設置して、インスタ映えしそうな写真を撮り始めたのでした(笑)

まあ、ここまではよかったのですが、先にサイト設置のためにタープを張り始めた中田家ご主人、タープを張り終えたと思ったら、強風に見舞われ、ポールが倒れてしまいました。湖はこんなに風が強いのか、たまたまか。サイドオーニングで喜んでいる場合ではありません。サイトづくりに集中します!

再度タープを張りますが……おっと強風でまたペグごとロープが持っていかれてしまいました。地面も水辺だけあり、小石が多く、なかなかペグがしっかり刺さりません。ここでなんと、中田家ご主人が新兵器、スノーピークの鍛造ペグ、50cmを持ち出し、「これなら抜けないだろう!」と打ち込みはじめました。50cmの鍛造ペグって、知らない人が見ると、何の道具なのか見当もつかないでしょうね。そんな長いペグを何本か打ち込み、力のかかる部分に使い、もう少し短いペグを併用し、なんとかタープを張り終えました。

続けて、テントを張ります。うちのテントを張っている途中で、やはり強風でテントごと飛ばされまして、奥の方にしっかりサイト構築している方が、風で転がっていくテントを捕まえてくれました(苦笑) その後、自分たちの区画に戻し、再度たくさんのペグを打ち込んで固定していきます。それでも、ときどき風でペグが抜けてしまい、初心者としては苦労の連続でした。

いやぁ、しかし自然との格闘がこんな形で訪れるとは思いませんでした。外遊びは奥が深いですね。

画像7: 第7話 【本栖湖編】設営は自然との格闘だ!

続く……

(Text by Junichi Yamashita)

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