■Santana
■Tenshodo (Japan)
■224mm
Frohes Neues Jahr!
今年もGolfgangをよろしくお願いします。
新春なので、オメデタイ色のクルマをご紹介。"シガレットケース"というジャンルらしいのですけど、
金メッキのサンタナです。
サンタナは、二世代目パサートの兄弟車種で、かつて日産が日本国内でライセンス生産していました。サンタナの名は中国などでは現役ですね。
非常にシンプルで直線的、でも単調にならないデザインがよく再現されています。もちろんボディにはVolkswagenのロゴマークがありますが、シャシーの刻印は「NISSAN SANTANA」となっています。
メーカーは銀座の天賞堂。鉄道模型や貴金属で有名ですね。
エンジンルームにあたる部分にオルゴールが仕掛けられており、屋根の部分を外すと日産の社歌が流れる、というなかなか不思議な一台です。日産とフォルクスワーゲンの提携を記念したものだったのでしょうか。
当時の役員室のデスクに、燦然と置かれていた様子が目に浮かびます。
当時の役員室のデスクに、燦然と置かれていた様子が目に浮かびます。
◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介してゆきます。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。