170620-Golf-1.jpgゴルフのマイナーチェンジを機に生まれ変わった純正インフォテインメント「Discover Pro」をチェック!

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マイナーチェンジのハイライトのひとつが新型Discover Proの搭載です。ディスプレイのサイズが8インチから9.2インチに拡大されるとともに、画面の両サイドにあったハードキーがなくなったことで、見た目ががらりと変わりました。ゴルフはマイナーチェンジでしたが、Discover Proはフルモデルチェンジという印象です。

実は2016年末に新型Discover Proを単体で触れる機会がありました。そのときの模様は170620-Golf-9.jpg
一方、下の画面は「HOME」に触れたときのものです。画面の左3分の2ほどのエリアに地図が、右3分の1ほどには2つの小さいウインドーに各種情報が表示されます。右の小ウインドーの表示内容は変更も可能です。

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ここで、地図の部分にタッチすると、全体が地図表示に変わります。サイズは大きくなりましたが、ここからの操作はほぼ以前と同じ。つまり、ユーザーインターフェイスは変わりましたが、機能はあまり変わっていないということになります。

冒頭で「フルモデルチェンジ」と書きましたが、実際は「ビッグマイナーチェンジ」というところでしょうか!?

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案外便利なのがHOME画面右の小ウインドーで、各ウインドーの左上に触れるとラジオやメディアといった画面を直接呼び出すことができるんです。

たとえば、スマートフォン(iPhone)と連携を図る「CarPlay」を使用中なら、小ウインドーにタッチするだけでCarPlayの画面が現れます。頻繁に使うのに一発で呼び出せなかったCarPlayの画面が簡単にアクセスできるようになったのは、個人的には一番うれしい進化でした。

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一方、なんとかしてほしいと思ったのが、下の写真のような場合。地図画面で事故や渋滞の情報が表示されたときなどに、「OK」に触れるまではこのポップアップウインドーがずっと表示され続けます。「OK」にタッチするには画面に視線を移さなければならず、運転中は意外に面倒。せめてセンターコンソールなどに「戻る」スイッチが設けられているといいのですが......。さらにいえば、地図の拡大縮小も画面で操作するよりもロータリースイッチのほうが格段に使いやすい。

ということで、可能なら「戻る」と地図の拡大縮小だけはハードキーで行えるようにしてほしいものです。

ちなみに、音量調整用のロータリースイッチがなくなりましたが、いまやステアリングホイールのスイッチで音量調整やラジオの選局などができるため、とくに不便とは感じませんでした。

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すでに2016年秋からサービスがスタートしている「Guide & Inform」は、新しいDiscover Proでも当然利用が可能です。その機能は170620-Golf-2.jpg
新たに追加された機能が「Volkswagen Media Controlアプリケーション」。Discover Proと無線LANで接続したスマートフォンから、目的地の設定や音楽、ラジオの操作が可能になるというものです。

たとえば、後部座席の人がアプリで目的地を検索し、その情報をDiscover Proに転送して目的地に設定するといったことも可能です。家族や仲間と出かけるときには、重宝するかもしれませんね!

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(Text by S.Ubukata)

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