先日、フォルクスワーゲンが東京・六本木ヒルズのクリスマスマーケットに「アルテオン・シューティングブレーク」を展示していたという話をしましたが、アウディも少し日程をずらしてイベントを開催しているというので、こちらも行ってみました。
というか、私にとって六本木ヒルズはとーってもよく行く場所。ここで開催されていると聞いたら行かないわけにはいきません!(笑)
アウディのイベントが行われているのは、テレビ朝日前の六本木ヒルズアリーナ。12月23(木)〜27日(月)までアウディの最新電気自動車の展示&試乗イベント「Road to a Better Future」を単独開催。
私が行ったのは12月24日(金)クリスマスイブの夜だったので、六本木ヒルズ並びに周辺は大混雑。イブで週末ですから、イルミネーションを見に来る人もいれば、食事にいく人など、目的は違えど、せっかくならイルミネーションを少し見てからとか、ちょっと足を伸ばして見てみようと思うのは自然の流れ。私も少し遠回りして表参道や六本木ヒルズのイルミネーションを見て帰ることもしばしば。オミクロン株が流行っているとはいえ、なんとなく街は浮かれモード。この後のことが少し心配ではありますが……。
六本木アリーナに行くと、少し囲われた場所があり、そこには3つに分かれて「Audiの電気自動車 e-tron」、「その進化が、未来を創る」、そしてアウディのエンブレムが書かれています。その向こう側のスペースにアウディの最新EVが展示されています。
ステージ上には「Audi RS e-tron GT」。平置きには「Audi e-tron Sportback」、「Audi e-tron GT quattro」「Audi e-tron」の3台。平置きのほうでは、スタッフがお客様の対応をしている様子。
ほどなくしてステージ上でカウントダウンが始まり、ターンテーブルのAudi RS e-tron GTがその場を回りますが、走りません。外に映し出された映像では、光のアートで疾走感を演出しています。
映し出されたのは、まずはエレベーターに乗ってAudi RS e-tron GTが地上に上がり、外を走るというストーリー。トンネルを抜けると自然の中へ、山や水辺を走り、高速を使って都会へ向かいます。夕日が沈むのを長い橋の上から見つつドライブしていると、トンネルへ。抜けると星空が綺麗な場所へ。そして湖のほとりを走って水辺へ。
クルマが走っているように見えるのは、シーンに合わせてターンテーブルが回るのと、タイヤが回っているように見えるから。タイヤの側面部分にプロジェクションマッピングを行っているのか、タイヤが回っているように見える光の演出がなされていました。
また、実際に走っているように見えているので、自分がこの車を運転したりドライブしたときをイメージしやすい演出でした。
ちなみに試乗コースは六本木ヒルズのけやき坂を通り、芝公園の増上寺をぐるりと回る約30分のコース。事前予約が必要で、残念ながら試乗は12月26日(日)まで。イベントは12月27日(月)までだそうです。
フォルクスワーゲン、アウディがほぼ同時期に同じ六本木ヒルズでイベント開催なんて少し珍しい気がします。さらに六本木ヒルズは、比較的お子さんが少なく大人の街というイメージ。個人的には六本木ヒルズにはよく行くので、ここでイベントを開催してくれるのはうれしい。これはアリかも!
(Text by Yumi Yoshida)