新型コロナウィルスはいまだに収束の気配を見せていませんが、夏のお出かけシーズン到来ということで、これからますます高速道路を使って遠出することが増えると思います。

そんなとき、気をつけたいのが、走行時のマナー。ひところに比べると、まわりのことを気にせず、追い越し車線を走り続けるクルマは減ったように思えますが、それでものんびりマイペースで、追い越し車線に居座るクルマが後を絶ちません。

これがまわりのイライラを募らせたり、あおり運転の原因になったり、そもそも追い越し車線を走り続けると「通行帯違反」として切符を切られたりと、決して良いことはないのです。

画像1: トラブルを未然に防ぐ運転術

そこであらためてスマートな追い越し車線の使い方を確認しましょう。

走行車線が空いているのに、追い越し車線を走らない
追い越し車線は、追い越しをするための車線で、通常は走行車線を走るのがルールです。「とりあえず追い越し車線を走る」というのはやめましょう。

追い越しが済んだらすぐに走行車線に戻る
走行車線で遅いクルマに引っかかったときは、追い越し車線を使い、追い越しが終わったらできるだけすぐに走行車線に戻りましょう。

追い越し車線走行中に後ろから速いクルマが迫ってきたら、すぐに車線を譲る
自分よりも速いクルマが迫ってきたら、いったん追い越しを中断して後続車を先に行かせましょう。「あと5台追い越したいから待って」「制限速度で走って何が悪い」という気持ちもわかりますが、それがトラブルの原因になることも。

画像2: トラブルを未然に防ぐ運転術

この3つを守るだけで、高速道路での無用なトラブルを防いだり、違反切符を切られて暗い想いをせずに済むことにつながるはずです。フォルクスワーゲンやアウディは、マナーが良いドライバーが多いというイメージがありますので、読者の皆さんにもぜひクールでスマートなドライビングを心がけていただけたら、うれしいと思います。

それでは、クルマでのお出かけ、どうぞお気をつけて!

(Text by Satoshi Ubukata)

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