毎年、ゴールデンウィークと8月に、富士スピードウェイで開催される「SUPER GT」に行っていますが、今回は日産本社ギャラリーでのパブリックビューイングにゲストで呼んでいただいたため、決勝当日は横浜。
その代わり、土曜日の予選日に「GQ」の取材もあって、富士に行ってきました♪(こちらの記事は近々公開されます!)
この日、富士スピードウェイまでの道中は、思いがけない場所で渋滞三昧。子供たちが夏休みになっているからということもあるのでしょうか?
遅くともピットウォーク少し前には着くように余裕を持って出発したのですが……。到着したのはピットウォーク時間ギリギリで、そのままプレスルームへ。
といってもこの日の目的は、レースそのものの取材ではなく人物インタビュー。しかもアポなしの突撃取材(笑)
ピットウォークの時間はレーシングドライバーはファンサービスで大忙しのため、まずは作戦会議。ふだんならこの時間はピットに行ったり、ピットウォークで人間ウォッチングなどを行うのですが、今回は封印です。
そして翌日に備えて、予選もプレスルームでしっかりチェック。
プレスルームは、いろんな方に会えるので、情報収集の場でもあります。
そのときに、8speed.netの編集長から「Audi Team Hitotsuyamaが赤いホイールに換えたらしいよ」という情報を入手。それはぜひ見に行かねば!
というわけでピットに行ってみると、ドライバーの富田竜一郎選手が何やら立ち話中……でしたが、合間に(!?)赤いホイールを見せていただきました。
富田選手曰く、「実は今年の最初から話はありましたが、生産が完了したのが7月でした。菅生のテストから導入して評価する予定でしたが、何かのプラスになればということで前倒しで富士で導入することとなりました。事前に評価テストした結果が良かったことから実践投入に至りました」とのこと。
そもそも赤いホイールにしたのはボディカラーに合わせたというウワサ。また、これまでは標準のホイールから特注のRAYSに変更しているので、個性的な色になったようです。従来より1本あたり数百グラム重くなるそうですが、ホイールの剛性が上がり、最終的にはタイヤに優しいということです。
今回の富士GT500マイルレースでは予選14位。決勝では13位フィニッシュ。800kmの長いレースでしたがタイヤトラブルはなし。ホイールを換えた効果があったのでしょうか!?
ちなみに富田選手は、6~7年前の横浜でのランボルギーニのパーティー(!?)のときにモータージャーナリストの西川淳さんにご紹介いただいて以来の仲。それはレーシングドライバーになる前で「今度レースに出ることになりました!」というぐらいの頃の話。見た感じおとなしそうで、私は趣味でレースをやっている程度なのかと思っていましたが、どんどんキャリアを積んでいって現在はGT300クラスのAudi Team Hitotsuyamaで「Hitotsuyama Audi R8 LMS」のドライバーとして活躍中。すっかり一人前のレーシングドライバーですね。
シーズン後半は、赤いホイールでの活躍を期待しています!
(Text by Yumi Yoshida)