短時間ながら、デビューからまもない注目の2台に試乗することができた。

1台目はアウディ ジャパンとしては初導入となるクリーンディーゼル車「Audi Q5 40 TDI quattro sport」だ。

画像1: 【ミニ試乗記】Audi Q5 40 TDI quattro sport

Audi Q5 40 TDI quattro sportに搭載されるのは、190ps/400Nmを発揮する2.0 TDIエンジン。これに、7速SトロニックとAWDクラッチ式のquattroが組み合わされる。

画像2: 【ミニ試乗記】Audi Q5 40 TDI quattro sport

さっそくエンジンをスタートさせると、予想以上の静かさに驚く。一足先にフォルクスワーゲンが日本に導入したクリーンディーゼルエンジンモデルよりも、明らかに静かなのだ。基本的には同じEA288型のTDIエンジンだが、縦置きと横置きの違いなのか、あるいはクルマの遮音の違いなのか、いずれにしても、フォルクスワーゲンのTDI搭載車よりもさらに静かな仕上がりである。

走り出すと、低回転から力強いトルクを発揮するのは期待どおり。スムーズに回転を上げる2.0 TDIエンジンが余裕ある加速を見せてくれるし、4000rpmを超えても力強さに陰りはない。

高速を100km/h、7速で走行する際のエンジン回転数はわずか1500rpm。巡航時にはディーゼルエンジンの存在を忘れてしまうほどだ。

画像3: 【ミニ試乗記】Audi Q5 40 TDI quattro sport

試乗車は標準よりも1インチアップの235/55R19タイヤが装着されていたが、オプションのアダプティブ エアサスペンションのおかげもあって、乗り心地は快適で、高速走行時のフラットさも上々。この日はあいにくの雨模様だったが、安定した走りはさすがquattroというところだ。

画像4: 【ミニ試乗記】Audi Q5 40 TDI quattro sport

短時間の試乗ということで燃費はチェックできなかったが、クルマの第一印象は非常に良く、今後、Audi Q5の販売の中心はTDIになるのではないかと期待させる仕上がりを見せる。

機会を見て、ロングドライブに連れ出してみようと思うので、乞うご期待。

(Text & photos by Satoshi Ubukata)

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