短時間ながら、デビューからまもない注目の2台に試乗することができた。
1台目はアウディ ジャパンとしては初導入となるクリーンディーゼル車「Audi Q5 40 TDI quattro sport」だ。
![画像1: 【ミニ試乗記】Audi Q5 40 TDI quattro sport](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/02/06/97f940d653ea685967779666b625e82fd9b0e307_xlarge.jpg)
Audi Q5 40 TDI quattro sportに搭載されるのは、190ps/400Nmを発揮する2.0 TDIエンジン。これに、7速SトロニックとAWDクラッチ式のquattroが組み合わされる。
![画像2: 【ミニ試乗記】Audi Q5 40 TDI quattro sport](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/02/06/b4c72100ba0d52a948f4599000b81f8b675d4a3a_xlarge.jpg)
さっそくエンジンをスタートさせると、予想以上の静かさに驚く。一足先にフォルクスワーゲンが日本に導入したクリーンディーゼルエンジンモデルよりも、明らかに静かなのだ。基本的には同じEA288型のTDIエンジンだが、縦置きと横置きの違いなのか、あるいはクルマの遮音の違いなのか、いずれにしても、フォルクスワーゲンのTDI搭載車よりもさらに静かな仕上がりである。
走り出すと、低回転から力強いトルクを発揮するのは期待どおり。スムーズに回転を上げる2.0 TDIエンジンが余裕ある加速を見せてくれるし、4000rpmを超えても力強さに陰りはない。
高速を100km/h、7速で走行する際のエンジン回転数はわずか1500rpm。巡航時にはディーゼルエンジンの存在を忘れてしまうほどだ。
![画像3: 【ミニ試乗記】Audi Q5 40 TDI quattro sport](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/02/06/1f5b343c1edea0d54b71207c98733aaade0b2b0a_xlarge.jpg)
試乗車は標準よりも1インチアップの235/55R19タイヤが装着されていたが、オプションのアダプティブ エアサスペンションのおかげもあって、乗り心地は快適で、高速走行時のフラットさも上々。この日はあいにくの雨模様だったが、安定した走りはさすがquattroというところだ。
![画像4: 【ミニ試乗記】Audi Q5 40 TDI quattro sport](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/02/06/6ba97c2904fe2656b89b92fad720662242748ebb_xlarge.jpg)
短時間の試乗ということで燃費はチェックできなかったが、クルマの第一印象は非常に良く、今後、Audi Q5の販売の中心はTDIになるのではないかと期待させる仕上がりを見せる。
機会を見て、ロングドライブに連れ出してみようと思うので、乞うご期待。
(Text & photos by Satoshi Ubukata)