130811-4-Final-12.jpg2013年8月11日、富士スピードウェイにおいてスーパー耐久シリーズ2013 第4戦「富士スーパー耐久7時間レース」の決勝が行われた。

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130811-3-Pit walk-6.jpg第3戦のもてぎからAudi R8 LMS ulta「もり山 R8 LMS ultraからあげ」でS耐に参戦しているTEAM NOVA。ドライバーは左から渋谷彰良選手(C)、湯澤彰平選手(A)、そして荒 聖治選手(B)が務めている。
Audi R8 LMS ultaがエントリーするGT3クラスは、FIA-GT3車両で争われるクラスで、Audi R8以外にもメルセデス・ベンツSLSやポルシェ911、BMW Z4、そして日産GT-Rなど、あわせて8台がエントリー。S耐では最速のカテゴリーとなる。

このGT3クラスでは、エキスパートの「プラチナドライバー」は各参加車両につき1名までしか登録が認められず、また、決勝ではレース時間の3分の1を超えて乗車できないことになっている。

荒選手はプラチナドライバーとしてチームに参加、強力な助っ人として湯澤&渋谷選手をサポートする。

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130811-4-Final-8.jpg決勝前日の10日は予選が行われた。予選順位はA/Bドライバーのタイム合算で順位が決まり、#81 GTNET ADVAN GT-R(星野一樹/青木孝行/尾本直史/吉田弘樹)がポールポジションを獲得。2番手も#24 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R(GAMISAN/藤井誠暢/千代勝正)と、フロントローをGT-R勢が独占した。
3番手には#1 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(Melvin Moh/Dominic Ang/谷口信輝)。#8のAudi R8 LMS ultaは7番手からのスタートになる。

そして、11日11時に7時間という長丁場の決勝レースがスタート。GT3、ST-1、ST-2、ST-3の第一グループと、ST-4、ST-5の第2グループがそれぞれ分かれて、ローリングスタートを切った。

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レースは、#81のGT-Rと、#1および#28のSLSが三つ巴のトップ争いを繰り広げる。一方、#8のAudi R8 LMS ultraは序盤の接触事故により、一時総合45位まで順位を落とし、表彰台が遠のいてしまった。

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130811-5-Final2-2.jpgそれでも、その後の必死の追い上げにより、なんと総合6位、クラス6位までポジションを上げてゴール。次戦に望みをつなげる結果となった。
終盤、#81と#1の一騎打ちとなった優勝争いは、ゴール間際、#1のSLSに15秒差まで迫った#81にトラブルが発生し、#1が逃げ切るかたちに。#1は第3戦のもてぎに続き2連勝を飾った。

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次の第5戦は、8月31日、9月1日に岡山国際サーキットで開催される。次こそ表彰台獲得を!

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(Text by Satoshi Ubukata)

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