愛のフォルクスワーゲン遍歴
■男35歳にして
本題に入る前に、僕の愛車遍歴〜フォルクスワーゲン編を紹介しておきましょう。若い頃から「カッコいいなぁ」と憧れていたフォルクスワーゲンを初めて手に入れたのは、専門誌「Breeze」を始めた年のことです。当時、僕は編集部所有のポロ(6N前期モデル)を預かっていて、その絶妙なサイズと扱いやすいエンジンが東京の交通環境にマッチ。日常の足として文句ない存在でした。
そうなると、「遊びのクルマがほしいなぁ」と思い始めるのがいつもの癖で(笑)、せっかくだから僕をこの世界に引きずり込んだゴルフ1、でもできればカブリオレがいいなぁなあんて思いを巡らせるようになりました。そんなある日、編集...