【Brand Story】フォルクスワーゲンを支えた人 vol.3
梁瀬次郎
フォルクスワーゲンが今日のように日本中で愛されているのには、いくつか理由があります。工業製品として優れていることはもちろん、日本人のライフスタイルにパッケージや性能、価格が合致しているということがあげられるでしょう。さらに忘れてはならないのは、フォルクスワーゲン車の輸入・販売に尽力をしたひとりの人物がいたということです。それは、終戦と同じ1945年から2002年までの長きにわたり株式会社ヤナセを率いた梁瀬次郎です。 梁瀬次郎は、ヤナセの2代目社長です。ご存知のとおりヤナセは、日本において最大手の輸入車ディーラーです。ゼネラルモーターズ(以下GM)、メルセデス・ベンツ、アウディ、...