TDIエンジンの改修、第1弾は順調
排ガス不正問題の対象となっているEA189型TDIエンジンに対して、ドイツでは2016年1月末からリコールの第1弾がスタートしている。
作業は2L TDIエンジンを積む「アマロック」と「パサート」からスタートし、3週間経過した2月18日までに対象となる車両の約半数が作業を終えているという。アマロックに限れば、約4300台のエンジン制御ソフトが書き換えられ、EU5排ガス規制を満たすようになったという。
2Lおよび1.2L TDIエンジンの場合、作業時間は30分以内。1.6L TDIでは、エンジン制御ソフトの書き換えに加えて、吸気ダクトに整流器を追加することになるが、それでも必要な時間は45...