2022年冬に納車された「ID.4 Pro Launch Edition」。愛車とつきあいはじめて、もうすぐ丸4年になります。そこで、突然ですが、このタイミングでID.4を手放すことにしました。

10月の平均電費:6.7km/kWh
これまでの総平均電費:6.2km/kWh

画像: 【ID.4はじめました】第81回 もうすぐ丸4年になるので

2022年11月に日本で発売されたVolkswagen初のフル電動SUV「ID.4」。その発売とほぼ同時に手に入れたID.4 Pro Launch Editionとの付き合いも、気がつけば4年になります。

思い返せば、当時はまだEVの選択肢が少なく、充電インフラもいまほど充実していませんでした。しかも、自宅に充電設備がない私にとって、バッテリー容量の大きいEVを所有することはちょっとした冒険でもありました。

それでも、EVならではのスムーズな走りや静粛性の高さ、Volkswagenらしい快適な乗り心地に魅せられ、各地へのロングドライブも楽しんできました。

もちろん、いいことばかりではありませんでした。とくに2025年6月からは急速充電に関する不具合のため、約10カ月にわたってディーラーに預けることになり、ID.4のない生活を余儀なくされました。

それだけに、今年4月末にようやく戻ってきたときはうれしかったですし、久しぶりに運転してみると、あらためて「やっぱりいいクルマだなぁ」と感じたものです。

実際、いまもID.4に対する満足度は高く、走りや快適性に大きな不満はありません。だからこそ、手放すことには少し迷いもありました。

では、なぜ買い替えることにしたのか? ひとつのきっかけは、購入時に受け取ったCEV補助金です。

CEV補助金には4年間の保有義務があり、2026年11月でその期間が終了します。つまり、補助金の返納を気にせずにクルマを手放せるタイミングがやってくるわけです。

一方、購入時に利用した残価設定ローンは5年契約なので、まだ1年残っています。それでも、この機会に次のクルマに乗り換えることを決めました。

もちろん、補助金の保有義務が終わるからといって、必ず買い替えなければならないわけではありません。むしろ、気に入っているクルマなら、そのまま乗り続けるのも賢い選択だと思います。

ただ、EVを取り巻く環境は日々かわりつつあります。新しいモデルが次々と登場し、充電インフラも着実に進化しています。そんな変化を見ているうち、モータージャーナリストの私としては、そろそろ別のクルマにも乗ってみたいという気持ちが芽生えてきたのです。

さて、次の愛車は何になるのか? その話はひとまず置いておくとして(笑)、2022年から続けてきたこの「ID.4 Diary」も、次回で最終回となる予定です。

最後は、4年間のID.4との付き合いを振り返りながら、実際に所有してわかった魅力や気になったこと、そしてEVと暮らしてきたからこそ感じることなどを、あらためてお伝えしたいと思います。

急速充電(分)普通充電(分)充電料金(円)
日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)
プレミアム200 基本料金6,600
急速充電(38.5円/分)612,135
普通充電(3.3円/分)00
▲急速充電無料分-2,135
▲普通充電無料分0
PCA
基本料金0
急速充電00
その他
急速充電00
普通充電00
計6106,600
2026年10月の走行距離:454km 金額は税込

さて、自宅に充電設備がない私は、「e-Mobility Powerネットワーク」(以下eMP)の充電ステーションが利用できるZESP3の「プレミアムプラン」と、Volkswagen、Audi、Porscheのディーラーが用意する“超”急速充電器が使える「PCA(プレミアム チャージング アライアンス)」の都度会員プランを併用しています。

ZESP3のプレミアムプランには、急速充電の無料分により「プレミアム100」(無料分100分)、「プレミアム200」(無料分200分)、「プレミアム400」(無料分400分)があり、10月は前月からの繰り越しがないためプレミアム200を選びました。

実際に利用したのは61分で、料金は6,600円。11月は無料分の繰り越しが139分ぶんあるので、プレミアム100に変更しました。

長い間、この連載をご覧いただいた皆さん、もう少しだけお付き合いください!

(Text by Satoshi Ubukata)

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