千葉県から西の太平洋側など、雪があまり降らず、降っても年に数回、年によってはまったく降らないこともある、いわゆる“非降雪エリア”において、着実に認知度と普及率が高まっている「オールシーズンタイヤ」。この“雪も走れる夏タイヤ”の最新モデル「MICHELIN CROSSCLIMATE 3 SPORT(クロスクライメート スリー スポーツ)」をGolf8 GTIに装着して、その実力を試してみることにしました。

画像1: 【Golf GTI Diary】オールシーズンなのにスポーツ!? 話題の「MICHELIN CROSSCLIMATE 3 SPORT」を履いてみる

オールシーズンタイヤは、1年を通して安全で快適なドライブを楽しめるタイヤです。サマータイヤと同じような走行性能を持ちながら、雪道でも安心して走れるのが特徴です。さらに、1年中同じタイヤを使えるので、冬の前後にわざわざ履き替える必要がありません。交換の手間もかからず、外したタイヤの保管場所を心配しなくていいのも、とても魅力的なポイントです。

非降雪エリアに住む私にピッタリのコンセプトだけに、まだ認知度が高まる前の2017年、「GOODYEAR Vector 4Seasons Hybrid」を試したのを手始めに、「NEXEN N'blue 4Season」や「NOKIAN SEASONPROOF」と、さまざまなオールシーズンタイヤを愛車に装着しました。結論としては、“雪も走れる夏タイヤ”という謳い文句に偽りはなく、非常に満足度が高い商品ばかりでした。

コンフォートタイヤの代わりとしては十分な性能を有していますが、Golf GTIのようなスポーツモデルに装着するにはやや物足りないと思ったのも事実です。スポーツモデルの性能を発揮するにはグリップや剛性が足りないと感じていたからです。

そんなとき、ニュースで知ったのがMICHELIN CROSSCLIMATE 3 SPORTでした。MICHELINは従来モデル「CROSSCLIMATE 2」からさまざまな改良が施された最新世代のオールシーズンタイヤ「CROSSCLIMATE 3」を発表しましたが、それと同時にスポーツ性を重視したCROSSCLIMATE 3 SPORTを発表したのです。

詳しくは上記のニュースをご一読いただきたいのですが、CROSSCLIMATE 3 SPORTならGolf8 GTIに履かせても、走りを諦めずに済むのではないかと思った私は、期待を込めてタイヤ交換を決めました。

CROSSCLIMATE 3 SPORTには18インチから21インチまでの27サイズが用意されており、さいわいGolf8 GTI DCC装着車に標準の235/35R19もあり、もちろんそれを選びました。

例によって、タイヤ交換の作業は、maniacs STADIUMで行いました。

下の写真は、CROSSCLIMATE 3 SPORTの特徴的なトレッドパターンです。従来同様、Vシェイプトレッドパターンを採用しながら、センターグルーブを新たに加えたことで、排水性・排雪性を向上したといいます。

画像4: 【Golf GTI Diary】オールシーズンなのにスポーツ!? 話題の「MICHELIN CROSSCLIMATE 3 SPORT」を履いてみる

サイドウォールは、「PREMIUM TOUCH」による深みのある黒色が高級感を漂わせています。もちろん、「M+S(マッド&スノー)」と「スノーフレークマーク(山と雪のマーク)」が刻まれているので、冬タイヤとして利用が可能。すなわち、高速道路の冬用タイヤ規制が敷かれた場合でも通行ができるため、いざという場面でも安心です。

画像5: 【Golf GTI Diary】オールシーズンなのにスポーツ!? 話題の「MICHELIN CROSSCLIMATE 3 SPORT」を履いてみる

はたしてどんな走りを見せてくれるのか? 雪のシーズンを前に、まずはドライ/ウェット路面での印象をチェックしたいと思いますので、どうぞお楽しみに!

(Text & Photos by Satoshi Ubukata)

■関連リンク
日本ミシュランタイヤ公式サイト
CROSSCLIMATE 3
CROSSCLIMATE 3 SPORT

This article is a sponsored article by
''.