フォルクスワーゲン ジャパンから、ID.4に関するリコールが2件、発表されました。どちらも、愛車の「ID.4 Pro Launch Edition」は対象です。

ひとつめが、アウタードアハンドルの不具合。水分や埃の侵入を防ぐためにアウタードアハンドルに装着されている“メンブレンフィルター”が適切に取り付けられていないものがあり、それが原因で湿気が電子回路に浸透。最悪の場合、15km/h以下で走行中にドアが開くことがあるというのです。
これに対応するため、アウタードアハンドルを対策品に交換するとともに、ドアコントロールユニットを対策プログラムに書き換えます。
実は以前にもこのリコールが届けられていて、私も対応のために、愛車をサービス工場に入庫し、ドアコントロールユニットを対策プログラムに書き換えました。ただ、それだけでは不十分ということになり、今回はアウタードアハンドルを対策品に交換することになります。
ただ、このアウターハンドル、ボディカラーと同色のため、すぐに対策品が用意できるのかが心配です。

もうひとつが、インフォテインメントシステムの不具合です。走行中にインフォテインメントシステムがリセットされたり、再起動されなかったりし、それにともない走行中にメーターに速度が表示されなくなるというものです。
愛車でもこれまで数回、この症状に見舞われました。ID.4のメーターパネルはインフォテインメントシステムと連動しているため、インフォテインメントシステムが再起動中は速度が表示されず、困った覚えがあります。
これに対応するため、インフォテイメントシステムユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える必要があります。
ということで、近々、入庫することになりそうです。
(Text by Sstoshi Ubukata)
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