このところ新車の試乗が続いて、愛車のID.4にはあまり乗れていませんでした。走行距離も低迷が続いています(笑)

2月の平均電費:5.7km/kWh
これまでの総平均電費:6.1km/kWh

画像: 【ID.4はじめました】第61回 ID.4のアップデートが気になる!

最近試乗した新車で「うらやましいなぁ」と思ったのが、Audi Q4 Sportback 45 e-tronです。日本導入当初は“40 e-tron”でしたが、ランニングチェンジでモーターの出力がアップし、それにともないグレード名が“45 e-tron”に改められたのです。

ご存じのとおり、Audi Q4/Q4 Sportback e-tronはID.4と同じMEBプラットフォームを搭載していて、Audi Q4/Q4 Sportback 40 e-tronは、愛車のID.4 Pro(2022モデル)とほぼ同じスペックの持ち主。そして、Audi Q4 Sportback 45 e-tronは、今年日本に導入されるであろう2025モデルのID.4 Proに相当するスペックですので、その進化が気になっていました。

その印象は上記の試乗記をご覧いただくとして、モーターの出力アップ以上に「いいなぁ」と思ったのが充電の速さ。これまで、急速充電の出力は最大約94kWでしたが、最新版では125kWまで向上。試しに「Premium Charging Alliance(PCA)」に加盟するポルシェディーラーで、150kWの「ポルシェ ターボチャージャー」を使用したところ、最高113kWを記録し、30分で約44kWhを追加できました。

一方、気温が低いときに効率良く急速充電を行うために、充電の前にバッテリーを適温まで上げておく「プレコンディショニング機能」は搭載されておらず、寒い日には高い充電能力が発揮できないことも。ID.4とともに、今後搭載されることを願うばかりです。

さて、自宅に充電設備がない私は、「e-Mobility Powerネットワーク」(以下eMP)の充電ステーションが利用できる「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)」の「プレミアムプラン」と、Volkswagen、Audi、Porscheのディーラーが用意する“超”急速充電器が使える「PCA(プレミアム チャージング アライアンス)」の都度会員プランを併用しています。

ZESP3のプレミアムプランには、急速充電の無料分により「プレミアム100」(無料分100分)、「プレミアム200」(無料分200分)、「プレミアム400」(無料分400分)があり、1月は引き続きプレミアム200を選びました。無料分は翌月にかぎり繰り越しできて、1月からの繰り越しが108分。2月はあわせて308分まで追加費用なしで急速充電が可能でした。

2月の走行距離はやや少なめで671km。これに対して147分の急速充電を行いました。1月からの無料繰り越し分は完全消化し、2月から3月への無料繰り越し分は161分となりました。3月は無料分100分の「プレミアム100」に変更し、2月の無料繰り越し分を消化したいと思います。

急速充電(分)普通充電(分)充電料金(円)
日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)
プレミアム200 基本料金6,600
急速充電(38.5円/分)1475,145
普通充電(3.3円/分)00
▲急速充電無料分-5,145
▲普通充電無料分0
PCA
基本料金0
急速充電00
その他
急速充電00
普通充電00
14706,600
2025年2月の走行距離:671km 金額は税込

(Text by Satoshi Ubukata)

This article is a sponsored article by
''.