■Golf GTI G60 ■1/43 ■NOREV(France)

画像1: Golfgang Nr.290:Golf GTI G60

久しぶりにフォルクスワーゲン本社のあるドイツ・ウォルフスブルグに行ってきました。

画像2: Golfgang Nr.290:Golf GTI G60

今回は、この町にある博物館で見つけたGolf2 GTIのミニカーを、せっかくなので現地でロケ撮影した写真とともに紹介いたします。

ここには、アウトシュタット(自動車の町)というフォルクスワーゲン・グループの一大テーマパークがあり、工場で完成したばかりの新車をオーナーがここで受け取れる、という素晴らしいサービスが提供されています。

画像3: Golfgang Nr.290:Golf GTI G60

新オーナーは、ナンバープレートを持参しここにやってきます。その際、ただクルマを受け取るだけでなく、敷地内のホテル、リッツ・カールトンに宿泊し、様々な展示やファクトリーツアーなどを楽しみ、納車の儀へと臨む人が多いのです。納車という特別なイベントに加え、ブランド愛をいっそう深めてくれる場所なのです。

画像4: Golfgang Nr.290:Golf GTI G60

特徴的なガラス張りの塔、Autotowerから引出されたクルマに持参したナンバープレートを取り付けてもらい、クルマに関する説明を受けた後、町へと走り出してゆきます。

ここで受け取れるクルマには、欧州各地のフォルクスワーゲン工場で作られたクルマやグループであるセアトの車両も含まれるとのことです。

画像5: Golfgang Nr.290:Golf GTI G60

ミニカーを見てみます。Golf2のGTI、しかもG60仕様というのはなかなか渋い。メーカーはフランスのノレブ。昨今、価格もあがりがちな超精密ミニカーが増える中で、ダイキャストボディにプラパーツというオーソドックスな構造で、手に持っても壊れるところのない作りに好感が持てます。

画像6: Golfgang Nr.290:Golf GTI G60

Gラーダーという機械式過給機を与えられたGTIG60は、180psを発揮し、最高速度は210km/hに達したそうです。赤い縁取りのフロントグリル内のバッジは、GTIではなくG60エンブレムになっていますね。

画像7: Golfgang Nr.290:Golf GTI G60

ボディはブルーのメタリックで、ガンメタ、白、黒といった渋めのカラーが多い通常のGTIとはちょっと違うオーラが出ています。

さて、名物をもう一つ。写真の中のソーセージは、カリーヴルストというもので、その生産数は自動車の生産数よりも多いというフォルクスワーゲン社のソウルフード。

画像8: Golfgang Nr.290:Golf GTI G60

工場内の食堂などで供されているものを、アウトシュタット内のレストランで食べることができます。訪問の際は、忘れずにお召し上がりください。

アウトシュタットで納車...憧れますね。

画像9: Golfgang Nr.290:Golf GTI G60

das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西でつくられてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます

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