先日、試乗会でチェックした「T-Roc TDI」。そのときは燃費を確認するチャンスがなかったので、日を改めてお借りすることにしました。

画像1: 【燃費調査】T-Roc TDIは運転好きの味方

T-Roc TDIには、「Style」と「R-Line」の2グレードがあり、今回は試乗車のスケジュールがあった「T-Roc TDI Style」をお借りしました。実は試乗会でチェックしたのと同じクルマです。

そのときの印象は上記の試乗記をご一読いただくとして、今回はこのクルマを岡山までのロングドライブに連れ出しました。目的地はスーパー耐久が開催される岡山国際サーキット。東京からはざっと600kmですが、少し前に行った熊本に比べると約半分の距離。そう考えると、それほど遠く感じません(笑)

画像: 岡山国際サーキットにて

岡山国際サーキットにて

往路はあまり時間に余裕がなかったこともあり、速度控えめの85km/h巡航ではなく、法定速度で走行し、どの程度の燃費になるかを調べてみました。最近のフォルクスワーゲン車はACCが実に賢く、燃費運転も得意なので、基本的にはACC任せで岡山を目指します。

行きは朝の4時半に自宅を出発し、首都高を通り抜け、東名高速の東京料金所で車載コンピューターをリセット。そこから東名〜新東名〜伊勢湾岸道〜新名神〜名神〜新名神〜山陽道を走り、龍野西インターまで走行しました。幸い途中の渋滞はなく、571km走行で21.8km/Lの燃費をマーク! カタログの高速道路モード燃費(WLTC-H)が21.0km/Lですので、苦労せずそれを超えられるのはうれしいかぎりです。

画像2: 【燃費調査】T-Roc TDIは運転好きの味方

その後、現地ではサーキットと街中のホテルとの往復に加えて、眺めの良さそうな場所を探しに出かけたりしました。サーキットは街から離れた山間にあることが多く、岡山国際サーキットも例外ではありません。なので、行き帰りはアップダウンの多い道を走ることになりますが、T-Roc TDIは軽くアクセルペダルを踏むだけで、ぐいぐいと坂道を登っていくのでとても楽なうえに、ゴルフ譲りのハンドリングのおかげで思いのほかコーナーが楽しく、走れば走るほど好きになるクルマでした。

乗り心地が少し粗いのが気になりましたが、コンフォート系のタイヤを履けば解消されるはず。どうせならオールシーズンタイヤに交換するか……と妄想も膨らみます。

山道を含む一般道を278km走行したときの燃費は17.4km/Lと想像以上に優秀でした!

画像: 瀬戸内海まで足を運びました。

瀬戸内海まで足を運びました。

帰路は、ACCに頼らず、まわりのクルマの流れにあわせて走行。山陽道〜新名神〜名神〜新名神〜伊勢湾岸道と辿り、トラックの多い新東名を避けて、昔ながらの東名を選択。その後、首都高〜常磐道を走り、626kmの移動の燃費は18.7km/Lでした。途中、一部に渋滞があったことを考えると、十分納得のいく数字です。

日本の高速なら、あまりアクセルペダルを踏みこまなくても十分な加速が得られ、1.0 TSI/1.5 TSIよりもさらにラクにドライブできます。そのうえお財布にも優しい軽油ですので、私のようにロングドライブ好きにはTDIはうってつけ! これでGolf8 TDIと同じ最新世代のTDIエンジンが搭載され、さらに4MOTIONが組み合わされた最強なんだけどなぁ(笑)

(Text by Satoshi Ubukata)

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