新型Golf GTIの納車が始まったようですね! いち早くドライブできるオーナーの皆さんがうらやましい(笑)
私は、昨年末のプレス試乗会でその走りを試す機会があり、Golf 7 GTI Clubsportの元オーナーとしては、その進化に驚かされました。詳しくは下の試乗記をご覧ください。
新型Golf GTIのお気に入りのひとつが、Digitai CockpitのGTI専用スキン。中央に大きな回転計が配置されるデザインは、スポーツモデルを運転するには打ってつけといえます。
GTI専用スキンへの変更は、ステアリングホイールの右スポークにある「VIEW」を操作。さらに矢印のスイッチで表示内容が変更できます。右矢印で右の丸、左矢印で左の丸です。過給圧や出力、オイル類の温度などが選べるのがうれしい!
中央の大型メーターも上下の矢印を操作することで「ギヤ」「車速」「ラップタイマー」を選ぶことができます。ただ、ラップタイマーを選んでしまうと、その後、上下の矢印がラップタイマーの機能を選択するために使われるため、「ギヤ」や「車速」に戻すには、ラップタイマーの画面で「選択用」を選んで「OK」を押してやる必要があります。試乗会ではこの操作がわからず、ずっとラップタイマーを表示していました(笑)
個人的には中央は車速、右が作動温度(油温/水温)、左が出力というデザインに落ち着きました。
センターコンソールのデザインがこのGTIだけ違っているのも気になるところです。中に蓋があるので、スマートフォンをワイヤレス充電しているときに、蓋の上に小物を置くことができるんです。他のGolfでもこれがほしい!
一方、残念なのがオプションパッケージの設定。Harman Kardonのプレミアムサウンドシステムを注文しようとすると、電動パノラマスライディングルーフとセットの「ラグジュアリーパッケージ」になるうえ、さらに、「Discover Proパッケージ」、「テクノロジーパッケージ」、「DCCパッケージ」、「レザーシートパッケージ」のすべてを同時に選ぶ必要があるのです。
個人的にはDiscover Proパッケージ、テクノロジーパッケージ、DCCパッケージはいいのですが、Golf GTIならあの特徴的なデザインのシートがほしいので、レザーシートより標準のファブリックシートを選びたい。Harman Kardon、単独で注文できるようにならないですかね?
(Text & photos by Satoshi Ubukata)