編集部にやってきて半年が過ぎたキャンディホワイトの6バリ。実はずっと気になっていたことがありました。

画像1: 【6バリ再起動】運命の再会!?

お気づきの方もいたかもしれませんが、ボディカラーとリヤバンパーが違う色でした。同じホワイトでもリヤバンパーはホワイトは「カンパネラホワイト」で、バンパー自体、ゴルフ5ヴァリアントのものなのです。前オーナーの時代に交換されていたこのバンパー、最初は気になりませんでしたが、洗車を重ねるごとに気になり始めて、いまや私自身の目には黄色に見えています。

交換するとかなりの出費ですし、ここだけ塗装してもなんだかなぁという気持ちで、中途半端な状態が続いていました。

画像2: 【6バリ再起動】運命の再会!?

休日にふと某オークションのゴルフ6関係のページを眺めていると、同じホワイトのリヤバンパーが出品されているのが目に入りました。価格もそこそこだったので、頃合いを見て入札の後、めでたく落札となりました。ステッカー類の残る状態ですが「剥がせばいいし」とこのときは考えていました。

そしてやり取りを重ねているうちに判明したのが、なんとこのバンパーが以前8speed.netの運営するキザス株式会社が行なった「東日本大震災継続支援 全国チャリティキャラバン」のゴルフ6ヴァリアントのものだったのです!

2011年5月から行われたこのキャラバンは、ハンズトレーディング主催の「SACHS PerformancePLUS Driving Experience」とキザス株式会社のコラボレーションにより、試乗会場での支援グッズ販売や募金箱の設置を行い、全国を回るというものでした。確かに当時の記事を見てみると、まさしく同じロゴの入ったバンパーが!

画像3: 【6バリ再起動】運命の再会!?

というわけで届いたバンパー。まさにそのものです。詳細をハンズトレーディングに伺ってみると、このキャラバンの後エアロを装着したためバンパーを丸ごと交換し、その後数年間倉庫に眠っていたものだったそうです。このキャラバンのスタート地点に、10年の時を経てまた戻ってきたというなんとも運命的なバンパー。これは大事に取り付けさせていただかなければなりません。ということでいつもの「maniacs STADIUM」にお願いすることにしました。

バンパー外しにはテールランプの脱着が必須。交換作業はあっという間に進みましたが、テールランプを外す際に一部のボルトが折れました(苦笑)。これはもう経年劣化という状態で、力を加えずにボロッと取れてしまいました。

このボルトはライトのトップに位置する位置調整も兼ねたボルトで、ボディとのチリ合わせに使われます。調整が効かなくなってしまったので少しチリが合わなくなってしまいました。いずれテールランプそのものを交換する時がやってきそうですね。

画像6: 【6バリ再起動】運命の再会!?

ボディ側とバンパー側の色味の違いがはっきりしていますね。長年積もった砂埃もある程度落として少しきれいにします。

長年エアパッキンに包まれていたせいかその跡が残っていますが、やっと本来の色味に戻った6バリ。イベント当時を思い起こさせる姿になりましたので、しばらくステッカーは残したままにしようと決意しました。運命的な再会を果たした6バリ。最大の懸念事項であるサスペンションの方向性が決まったかも!?

(Text by Kinari Arashima)

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