2013年5月9日、「GTIミーティング」が開かれているオーストリアはヴェルターゼー(ヴェルター湖畔)のライフニッツにやってきました!
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※2013年5月20日の記事を再構成して掲載しました。
今年で32回目を迎えるGTIミーティング。エキサイティングなイベントとは聞いていましたが、なかなか足を運ぶ機会がありませんでした。しかし、今回、フォルクスワーゲン グループ ジャパンの粋な計らいで、ゴルフGTIの試乗を兼ねて憧れの地を訪れることができたんです!
現地に着いたのは5月9日の午前10時すぎ。すでにメインストリートは、ゴルフGTIをはじめ、さまざまなフォルクスワーゲン車やアウディ車、そして、セアト、シュコダなどで大渋滞! 通りの両側にはグッズやドリンクなどを販売する屋台が軒を連ねていました。
それでも、クルマと屋台のあいだを通り抜けるのは簡単で、「意外に人通りが少ない」と思ったら大間違い! お昼を過ぎたあたりから人でごったがえし、ラッシュアワー並みの人出で、なかなか前に進めないほどでした。
渋滞覚悟でメインストリートに乗り入れるクルマは、ほとんどが派手にカスタムされていますが、なかにはきれいにオリジナル状態を保ったものも。左のゴルフ1GTIなんて、うっとりするほどキレイで、しばらく立ち止まって見入ってしまいました。
会場の一郭には、フォルクスワーゲンブースが設けられ、ここでDesign Vision GTIがワールドプレミアとなりました。フォルクスワーゲンがGTIミーティングに積極的に参加するようになったのは2007年から。このコンセプトカー以外にもいろいろなクルマが展示され、場内は大賑わい。GTIグッズの販売コーナーも盛況でした。
アウディも「TT ultra quattro concept」を披露。ルマンカーのR18をはじめ、RS 5 DTMやR8 LMS ultraなども間近で見ることができます。エンジンがかかると、すぐに黒山のひとだかりに。
近くの駐車スペースには、ゴルフ1やビッグクワトロなど、日本ではあまりお目にかかれないクルマがゴロゴロしていて、それを囲んでオーナーたちが盛り上がっています。
一見近づきにくそうなオーナーも多いんですが、カメラを向けるとみな笑顔で応えてくれます。現地に足を運ぶまでは「ピリピリしたムードなのかなぁ」とビビっていた僕ですが、実際は和やかな雰囲気で、終始楽しい時間を過ごすことができました。
ところで、このイベントのことをフォルクスワーゲン関係者に尋ねると、みな口々に「こんなにフォルクスワーゲンを愛してくれてうれしい」と答えます。楽しみ方はひとそれぞれですが、フォルクスワーゲンを愛する人とそれを見守る人が、このGTIミーティングを育てているんですね!
スケジュールの関係で、今回は昼間だけの滞在になりましたが、夜のお祭り騒ぎも覗いてみたいし......ということで、次はもう少し時間をかけて、見てまわれたらいいなぁと思っています。
あ〜、来年も行きたい!
(Text & Photos by Satoshi Ubukata)