5月後半、イギリスのシルバーストーンサーキットでクルマ好きが一同に会すイベント【Speedmachine Festival 2019】に組み込まれる形で、RacingLineのディーラーカンファレンスが開催された。8speed.net編集部では、日本における総輸入元であるRacingLine Japanとともにこのカンファレンスに参加した。

イギリスに到着すると、モータースポーツの要衝として知られるミルトンキーンズに拠を構えるRacingLine本社に立ち寄ることに。さっそく社屋を案内してもらう。

8speed.netの読者であればご存知の通り、RacingLineは古くからイギリスのフォルクスワーゲンのレースプログラムを運営しており、エントランスの奥にあるガレージにはフォルクスワーゲングループのレーシング車両と、数々のトロフィーが所狭しと鎮座していた。

ガレージスペースで目が釘付けになったのがこのシャシダイナモだ。自動車メーカーレベルであればこの手の装置が開発施設に実装されてはいるものの、チューナーブランドがここまで本格的なシャシダイナモを実際に取り入れて開発に取り組んでいることに驚きを隠せなかった。
※筆者が訪れた際は、2Fにある車両冷却ファン用の導風ダクトが工事中であった。

3Fへ上がると、RacingLine製品の保管スペースとなっていた。一旦ここに格納された製品群が、全世界のディストリビューターへと飛び立つことになる。倉庫の中には製品用の検査治具と思われるツールも発見することができた。量産品をここで検品しているのだろう。

画像6: 【RacingLine】International Dealer Conference 2019(#1)

この日社屋を案内してくれたのは、マネージングダイレクター(最高責任者)のサム・ローチ氏(写真左)。RacingLine Japanを主宰するアデナゥ代表の密山氏(写真右)と、今回のプレスカンファレンスに帯同したmaniacs代表の山下氏(写真中)の三者で、RacingLine製品に関する様々な意見交換も行われた。

日本に於けるRacingLine製品の販売が、より充実していくような意見交換となったに違いない。

#2へ続く…

(Text & Photos by Masato Uchida)

■関連リンク
・Racingline Japan
【RacingLine】International Dealer Conference 2019(#2)
【RacingLine】International Dealer Conference 2019(#3)

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