フォルクスワーゲンは、2019年3月5日に開幕したジュネーブモーターショーにおいて、4つのモデルを世界初公開した。
コンセプトカーとして登場したのが、“デューンバギー”を現代のデザインと電動化技術で蘇らせた「ID.バギー」。
![画像1: VWがジュネーブショーで4つのワールドプレミア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/03/05/b9a1e2ae215cc84e99ca61fac5f30ab3619e2e14_xlarge.jpg)
電気自動車用のプラットフォームである「MEB」シャシーを採用。車両のフロア部分に62kWhの駆動用バッテリーを搭載し、150kW(204ps)のモーターで後輪を駆動する。
フォルクスワーゲンは、このID.バギーの基本部分を外部メーカーに供給する。これにより外部メーカーは、独自にデザインした現代のデューンバギーの販売が可能になる。
![画像2: VWがジュネーブショーで4つのワールドプレミア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/03/05/62165203d033ec9cb680853f6cd09e592471d950_xlarge.jpg)
日本未導入のコンパクトクロスオーバー「T-ROC」の最上級モデルとなるのが「T-ROC R」。ゴルフRに迫る221kW(300ps)、400Nmの2.0 TSIと4MOTIONを組み合わせることで、0-100km/h加速は4.9秒、最高速250km/h(リミッター作動)のハイパフォーマンスを誇る。
![画像3: VWがジュネーブショーで4つのワールドプレミア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/03/05/3a70c5cf727e7fa5c9c77f27a0b7e1c75fc5f1ff_xlarge.jpg)
また、こちらも日本未導入の「トゥアレグ」に、310kW(412ps)、900Nmの“最強のドイツ製ディーゼルエンジン”を積む「トゥアレグ V8 TDI」を発表。欧州では2019年5月の発売を予定している。
![画像4: VWがジュネーブショーで4つのワールドプレミア](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783350/rc/2019/03/05/2a7443dc4128c2d1edd806b1b9d4349341b6c650_xlarge.jpg)
さらに、「パサート」シリーズのフェイスリフトも発表。
見どころが多い、フォルクスワーゲンブースである。
(Text by Satoshi Ubukata)