4月9日に発表されたゴルフ6。そのプレス発表会が東京ビッグサイトで開かれました。コンパクトクラスのグローバルスタンダードとして確固たる地位を築いたゴルフの過去から未来までが凝縮されていた発表会でした。
ビッグサイトのホールにはいくつかの"ドーム"が設置されていました。ドームの内側にはさまざまな映像が投影され、まるでプラネタリウムのようです。
ひとつめのドームには、ビートルの後継モデルとしてフォルクスワーゲンを支えたゴルフ1が展示されていました。ゴルフ6のクリアなフォルムはこのゴルフ1の影響を強く受けています。
ドームとドームのあいだには、ゴルフ2〜ゴルフ5が展示されています。車両に加えて、ドア、ステアリングといったパーツも飾られ、モデルの進化を伝えています。
プレゼンテーションが行われた大型ドームには大勢のジャーナリストが詰めかけ、ほぼ満席の状態に。ゴルフ6の特徴を熱く語るのは、フォルクスワーゲンAG研究開発部門 車両開発・試作担当専務のDr.ハラルド・ルダネック氏。「史上最高のゴルフ」たるゆえんを解説してくれました。
そして小さなドームには、歴代ゴルフのミニカーが展示されていました。ドーム中央には、ミニチュアのオートタワー(アウトシュタットのシンボル)。傍らに立つのは、このタワーをつくったVWMM館長の横川氏です。
ひさしぶりに発表会らしい発表会を見た、という印象です。集まったプレスの数も多く、その注目度の高さがうかがえます。もちろん、僕も大注目。来週は試乗会がありますので、詳しくチェックしてきたいと思います。それと、ちょっと古いクルマにも試乗予定です。レポート、どうぞお楽しみに!