110729-Passat-3.jpg某メーカーの試乗会が箱根であるというので、そのお供にパサートを連れ出しました。




今回、借りてきたのは上級グレードの「パサートTSIハイライン」。ナイトブルーメタリックのボディがスポーティなイメージを盛り上げています。しかも立派! 車両本体価格が374万円には見えません(笑)

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見た目はとても精悍な新型パサートですが、運転してみると、心が安まるというか、のんびりできるというか......。せかせか走るのも似合いません。もちろん、アクセルを大きく踏み込んでやればそれなりに速く走らせることもできるんですが、それよりも高速では流れを乱さない速度でクルージングするのがとても心地いいし、そうすることで燃費もアップする......という好循環。

そんなドライビングをしていると、日頃のストレスがどんどん希釈されて、心がすがすがしくなっていくのがわかります。癒し系ならぬ清涼系!?

僕自身、フォルクスワーゲンの良さは、乗ったときに安心感や安堵感に包まれることだと思うんですが、このパサートはその感覚がとくに強い。そのぶん心が和み、まわりにも優しくなれる。

燃費の良さや、コストパフォーマンスの高さ、端正な出で立ちなどで注目されるパサートですが、乗る人を優しい気持ちにしてくれる才能にもぜひ注目してほしいと思います。

それだけに、より優しい乗り心地の「パサートTSIコンフォートライン」が僕のお薦めです(笑)
 
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(Text by S.Ubukata)

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