先日、試乗会でドライブした「ゴルフ オールトラック」を改めて借りてみました。
個人的には、「ゴルフはハッチバックよりもヴァリアントが好き」な私だけに、このゴルフ オールトラックは発売前から気になるモデルでした。
反面、試乗記にも書きましたが、車高が高いのとややバネ下が重いのが原因で、他のゴルフやゴルフ ヴァリアントに比べると高速走行時にボディの上下動が気になったり、いわゆるハーシュネスの遮断がいまひとつだったりするんですが、それが許せてしまうのがこのクルマの不思議なところです。
個人的には、「ゴルフはハッチバックよりもヴァリアントが好き」な私だけに、このゴルフ オールトラックは発売前から気になるモデルでした。
そして、蓋を開けてみると、1.8 TSIと4MOTIONの組み合わせが347万円から手に入るというお手頃な価格設定にびっくり! まあ、実際には、バイキセノンヘッドライトはほしいし、オプションの純正ナビ「Discover Pro」はつけたいなぁと思うので、20万高のアップグレードパッケージを選ぶとは思いますが(笑)
それはさておき、しばらく日常のシーンで使ってみると、ドライバーに気を遣わせないのがこのクルマのいいところでした。たとえば、コンビニやスーパーの駐車場にクルマを停めるとき、輪留めに向かってフロントからアプローチすることが多いですよね? そういうとき、輪留めのブロックが高いとドキドキすることがよくあります。また、駐車場の入口が坂になっていると、降りるときにノーズを擦らないか心配になることも少なくありません。
その点、ちょっと車高の高いゴルフ オールトラックは気を遣わずにアプローチできるのがいい。一方、背が高いとはいえ全高は1510mmですから、立体式の駐車場でも入場を断られることはありません。ただ、見た目が見た目なので、一度だけ入口で高さチェックを受けたことはありましたが。
車高が高いうえに4MOTIONを採用するので、やむをえず未舗装の場所に足を踏み入れるときも安心。そして、ふつうのゴルフやゴルフ ヴァリアントより楽しげな外観も気に入っている部分です。
反面、試乗記にも書きましたが、車高が高いのとややバネ下が重いのが原因で、他のゴルフやゴルフ ヴァリアントに比べると高速走行時にボディの上下動が気になったり、いわゆるハーシュネスの遮断がいまひとつだったりするんですが、それが許せてしまうのがこのクルマの不思議なところです。
というわけで「これでふたたびヴァリアント生活か?」と考え始めた矢先に、ゴルフGTEの登場。面白いゴルフが多すぎて、しばらく眠れない夜が続きそうです(笑)
(Text by S.Ubukata)