■ Scirocco GTI
■ Revell(Germany)
■ 1/18
■ Revell(Germany)
■ 1/18
なぜか、マセラティ(今は、マゼラーティって言いますね)から話をはじめます。マセラティに、ギブリというクルマがありますが、このギブリ(GHIBLI)は、アフリカから地中海へ吹く熱風とのこと。
あれ? そうなんです。実は、このシロッコも、アフリカから地中海へ渡る風。どうやら同じ風を指しているみたいですね。ギブリも、シロッコも、ウェッジシェイプ(くさび形)のスポーツクーペ。颯爽としたネーミングがよく似合います。
あれ? そうなんです。実は、このシロッコも、アフリカから地中海へ渡る風。どうやら同じ風を指しているみたいですね。ギブリも、シロッコも、ウェッジシェイプ(くさび形)のスポーツクーペ。颯爽としたネーミングがよく似合います。
シロッコは1974年、初代ゴルフに先駆けて登場し、翌75年にGTIが加わりました。このモデルは、その初代シロッコGTI。ディテール、プロポーションとも申し分なく、メッキパーツの輝きがステキです。開閉式エンジンフードはよくありますが、このモデルは、あの"つっかえ棒"まで再現。リヤゲートを開けると、連動してリヤトレーも持ち上がるあたりも凝っています。
スクエアなリヤビュー、格好いいです。もう町で実車を見かけることはほぼないですが、3代目シロッコがこの魂を受け継いで復活したのが嬉しいですね。
日本でも、もっとスポーツクーペが売れるとクルマも面白くなるのですが。
日本でも、もっとスポーツクーペが売れるとクルマも面白くなるのですが。
あ、ちなみに、某アニメーションスタジオの社名も、この"熱風"が由来だそうですよ。
◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介してゆきます。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。