■Golf
■Rietze(Germany)
■1/87
このクルマが変わると、世界中のクルマが変わる。
そういっても過言ではないゴルフのモデルチェンジ。初代から普遍(不変)のコンセプトを、ひたすら磨き続けて7世代目登場です。
見た目は先代6をより低く、ワイドにして各部をブラッシュアップした印象ですが、中味の変わりようが凄いのがゴルフ......という話は実車コラムにお任せして、早々とミニカーも登場。
フォルクスワーゲン純正の箱入りで届いたので、おそらく、プレス発表会や国際試乗会でも配られるものと思いますが、親指大の精密プラ製ミニカーです。
この栄えある純正ミニカーは、これまでHerpa、Wikingという1/87界の二台巨頭がミニカー化を請け負ってきているのですが、今回はなんとRietze(リーツェ)です。先のの2メーカーに比べると、ちょっと各部が甘く、特にこのシルバーは少々塗料の粒子が粗いですが......
でも、がんばったと思います。ゴルフ7の受注、きっとリーツェ的には社運をかけた(おおげさか)一大事だったと思います。
ほとんど見えないけれど、マフラーの筒には穴まで開いています。ミニカーづくりの水準も実車同様、どんどん高まりつつあります。これから他のスケールも続々出てくるはず。モデルチェンジが起きると、ミニカー界といえども大騒ぎなのです。
◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介してゆきます。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。