■ Golf R32
■ KYOSHO(Japan)
■ Radio Controlled
■ MINI-Z
R32といえば、このブルーでした。初代のR32は、Golf Ⅳのときにデビュー。四駆、240ps、マニュアル(日本導入車)というスパルタンなスペックで、"大衆車"のイメージを吹き飛ばした最速ゴルフ。その二代目にあたるGolf V R32 を再現したのがこのモデルカーです。
どちらの世代もこの"パシフィックブルーメタリック"がイメージカラーだったようで、赤いラインのGTIとはひと味違うオーラを醸し出しています。
このミニカーは、京商から出ている「ミニッツ」という小型のラジコンカー。サイズは全長15cmほどと小さいですが、サスペンションのつくりや駆動方式、たとえばGTIには前輪駆動、このR32には四駆のシャシーをセットできるなど、オトナのオモチャ的なこだわりがあります。
ボディもご覧のとおり、精密なプラモデルのようにディテールが再現されています。走らせる模型ですから当然クラッシュもつきものなのですが、ボディも塗装も、思い切り走らせて楽しむのに十分な強度を持っています。
R32のミニカーはあまり種類がありませんので、なかなか貴重なモデル。リビングでGolfCupRaceなどいかがでしょう?
◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。