■ Lupo
■ Welly(China)
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1998年、ちょうどルポがデビューした頃、ドイツを旅していました。
ルポの誕生は話題を呼び、ミニカーもあらゆるスケールが一挙に登場。おまけにボディカラーもカラフルであったことから、文字どおり抱えきれないほど手にしてしまいました。
その時のレンタカーもルポだったので、いよいよ荷室もいっぱいになり、旅の途中で「ルポの箱詰め」を日本へ送ったのでした。
このルポ、小さかったのはサイズだけで、ボディのつくりや安全装備の充実ぶりは最先端をいっていました。
当時の会長だったフェルディナント・ピエヒ氏は、フェートンのような大型車を推進する一方でこのルポを世に出し、後に登場した3L TDIは、"3L/100km"を達成しています。
センター二本出しマフラーのGTIは、今でも刺激的な存在感がありますね。
大きな可能性を秘めつつも、愛らしい表情のルポ。素材、思想とも一級のクオリティでつくられていますので、現オーナーの方は大切に乗り続けていただければと思います。
◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。