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■ Golf

■ Reel(Italy)

■ 1/20

「German Technology×Italian Design」というのが初代ゴルフの魅力のひとつだと思います。フォルクスワーゲンが産んだゴルフをイタリアンデザインといってしまうのは少々はばかられますが、ウォルフスブルクの技術と、イタリア人デザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロのセンスが融合したことには間違いありません。

一見直線的ながらも表情豊かな曲線を持つボディの中に、合理的なパッケージングを併せ持つからこそ、揺るぎない存在感の名車になったのでしょう。

......と、前置きが長くなりましたが、今回のモデルはイタリア製の玩具的ゴルフ1。有線で走行可能な、いわゆる「リモコン」というジャンルです。

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バンパーレス、オーバーフェンダー、エアロパーツフル装備の出で立ちで、しかも、モーターが前輪を駆動する実車どおりのFF仕様......意識したかどうかわかりませんけれど。

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イタリアのメーカーだけに、フィアットやアルファ ロメオの玩具が多いなかに、初代ゴルフがあることがうれしいです。

シャシーに"ON/OFF"とか、"HIGH/LOW"といった使われてない刻印があるところを見ると、無線仕様(ラジコン)もあったんだろうなぁ。

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◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。

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