■ The Beetle Cabriolet
■ majorette(France)
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「幌型」なんとも味わい深い響きです。わが国の車検証にオープンカーはそう記載されます。
紅葉散る並木道、高くつき抜けた冬空の下、そして桜のトンネル。通い慣れた道でも、ルーフを開け放ったクルマからの眺めは格別です。愛車がオープンカーの方は、週末に雨なんか降るととっても損した気分になりますよね。ドイツには、登録車の10数台に1台がオープン、と日光浴好きの町もあるようですが、わが国だって以前に比べればけっこうオープンカーを目にする機会は増えたと思います。
The Beetle Cabrioletは本国で2012年に登場し、翌年日本を走り始めました。少しオレンジがかった赤いボディが可愛い写真のミニカーはフランス、マジョレット社製。サイズはいわゆるトミカと同じくらいで、よくスーパーのお菓子売り場にて目撃されるものです。数百円でこんなミニカーが手に入るのはオーナーにはうれしいことでしょう。
玩具のジャンルではありますが、タイヤはサスペンションが利き、ヘッドライトにはきちんとクリアレンズがはめられ、ブラックアウトされたホイールでサイドビューが引き締められています。シルバーのホイールを履いたモデルもあるようなので、見つけたらまた捕獲したいと思います。
明言されたワケではないですが、2017年5月のニュースで生産中止が示唆されたThe Beetle。
◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。
明言されたワケではないですが、2017年5月のニュースで生産中止が示唆されたThe Beetle。
巨大な自動車会社の舵取りはさぞかし骨の折れる仕事と思いますが、ここまでのブランドをゼロからつくるのは現実的ではないでしょうから、限定車としてでも作り続けてほしいものです。
◆ das kleine Golfgang(ダス クライネゴルフガング)は、ゴルフのミニカー、"Golf玩具"にまつわるコラム。1974年に実車が誕生して以来、古今東西で作られてきたゴルフのミニカーたちの小さなボディに垣間見えるストーリーを、小さく紹介しています。101回目以降、ゴルフ以外の水冷VWも紹介していきます。