131118-WRC-03.jpg2013年11月14日〜17日、WRC第13戦ラリー・グレートブリテンが行われ、フォルクスワーゲンが前戦に続き1-2フィニッシュを決めた。

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11日午前の予選では、セバスチャン・オジェがトップタイムをマークし、2番目からのスタートを選択。4位のヤリ-マティ・ラトバラは先頭スタート、9位のアンドレアス・ミケルセンは9番手を選んだ。

そして夜には3つのSSが行われ、SS1とSS2でオジェがトップタイムをマークし、首位の躍り出る。2位のティエリー ヌービル(フォード)が3秒2遅れでこれを追う。3位は5秒2遅れのラトバラ。ミケルセンは27秒8差で6位につけた。

2日目以降もオジェは好調な走りを見せ、22SSのうち9SSでトップタイムをマーク。一度も首位を譲らぬまま、今季9勝目を挙げた。

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一方のラトバラも、SS6で2位を奪い返すと、そのまま最終ステージまでポジションを守り、オジェと1-2フィニッシュを決めた。

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ミケルセンは、SS10で4位に浮上し3位を狙うが、最終日のSS17でスピンして再び5位に。その後も順位を上げることは叶わず5位に終わった。

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このラリー・グレートブリテンが今シーズンの最終戦となったが、フォルクスワーゲンはWRC参戦初年度にもかかわらず、13戦中10勝を挙げ、素晴らしい成績で2013年を終えた。

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フォルクスワーゲン モータースポーツのディレクターを務めるヨースト・カピートは「オジェ選手とラトバラ選手のバトルに、奮闘したミケルセン選手。トップ5に3人のドライバーすべてが入るという、今年最高の結果といえるでしょう。ミケルセン選手にとっては残念な結果となりましたが、闘志を見せてもらいました。2014年も我々は彼らとともに、さらなる高みを目指して戦います。私は、彼ら同様、チームを誇らしく思います。サービスの数が少なめのラリーでしたが、ポロ R WRCの信頼性は十分で、技術的な問題はひとつもなく完璧な状態でした。また、エンジンやシャシーについてもシーズンを通じてひとつも失われていないのです。これはチームの優秀性を示す証拠です」と語った。

さて、2014年は1月14日のラリー・モンテカルロで開幕。フォルクスワーゲンの活躍が楽しみだ。

(Text by S.Ubukata)

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