100618ogu001.jpg今年の3月、オグラは還暦を迎えた。だからといって、なにが変わるというものでもないのだが、どういうわけか、これを機会になにかを変えなければと思い始めた。そこで、最初に考えたのが禁煙だ。実際、数日間、そうした。でも、あえなく挫折した。意志の弱さに、自己嫌悪してしまった。それにしても、人生のひと区切り。どうしたものか・・・。
100618ogu003.jpgで、クルマ三昧の生活を少し反省することにした。サーキットトライアル用として熟成を重ねてきた(?)ゴルフ3のGTIは、車検が切れるのをいいわけにして第一線を退かせ、昨年に入手した3の元カップカーをいよいよサーキットにデビューさせることにした。もちろん、3のカップカーが走れるようなレースカテゴリーがあるわけではなく、やっぱり走行会用ということになるが、より軽量でロールケージの入った硬いボディは、オグラにまた新しい世界を切り開いてくれるに違いない。いや、ゴルフ3のGTIを2台持っててもしょうがないというのが本音だが、きっといくらかは節約(?)になると思う。

100618ogu004.jpg実は、こういうこともあろうと、カップカーには、そこそこ手を加えてきた。入手時、どういうわけか紛失となっていたロールケージのリアセクションを、オクヤマで製作してもらい、ことはついでに新たにBピラー留めも加えてもらうことにした。カップカーとしての原形はとどめつつ、改良できるところは改良して、もっと楽しく走れる、もっと遊べるようになればとの思い。もっとも、この考え方で進んでいくと、クルマが変わるだけで、結果的には、なーんも変わらないような気も。

そういえば、余談だが、この前、元の勤め先に行って、かつての仕事仲間と話をしていた時、こんな経験をした。そいつが「最近、どうですか?」と聞くので、「ウン。遊んでる」と答えたら、「なんだ。昔と変わらないじゃん」といわれてしまった。どう受け止めればいいのか、困惑した。オグラって、そう思われていたのか。ウーン・・・。

もうひとつ。これもクルマに関してだが、かなり前から、還暦を迎えたら、ボディカラーが赤のスポーツカーに乗ろうと半分決めていたので、アレコレ考えていた。そう、"赤いちゃんちゃんこ"代わりに、だ。聞くところによると、某有名モータージャーナリストは、奥様の還暦祝いに赤いポロをプレゼントしたとのこと。粋なことをやるなと思いつつ、誰かオグラに赤いスポーツカーをくれと、心の中では叫んでいた。
もちろん、そんな人はいない。仕方がないので、自分で自分を誉めてあげることにして、改めて色々考えてみるものの、やっぱりスポーツカー分野ではこれといって浮かばない。某LV編集部の後輩(女性)は、「ポルシェでしょ」とのたまうが、どう考えてもポルシェを乗り回すような生活、およびキャラクターではないので、これは却下。「私が借りて、乗ってあげますよ」といわれてまで、買う気はない。なんちゅうヤツだ。

100618ogu005.jpgというわけで、現在では戦略を変更、セダンでもいいということにして、だったら、まもなく日本導入となるはずの、新型ポロのGTIがいいなと思い始めている。そうしないのであれば、 これまでに気に入ったクルマを中古車市場で探し出し、赤に塗ってしまうというのも検討中だ。ユーズドということであれば、グッと選択肢は広がる。

100618ogu006.jpgしかし、悲しいことに、オグラの場合、そうであってもフォルクスワーゲン系のクルマしか考えられないのである。いま、練っているのは、どんな状態のものでもいいからゴルフ2を購入して、プチレストアを楽しみながら、走れるようにして、最終的には赤に全塗装するという手。そして、その名も"RC(レッド・チャンチャンコ)号"とする。また泥沼にはまりそうな感じだが、それでもいいかと思い始めている・・・

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