いよいよ、GTI Cup最終戦です。スポーツランドSUGOは東北自動車道で、仙台の手前にある村田インターで降ります。そこから街中や山道を走りゆっくり行ってもだいたい20分くらいで到着できます。「岡山国際」や「ツインリンクもてぎ」のようにインターから遠くないのでしんどくはありません。
とは言っても、わが家からは約400キロもあるので、金曜日の夜に出発することにしました。今回、パートナーになってくださるイシカワさんは、忙しい中、仕事を早めに片付けて22時頃にわが家へ到着。イシカワさんの車をわが家の車庫にしまってからすぐに出発しました。首都高速から東北自動車道へ。この日の宿となる佐野SA(サービスエリア)に向かいました。佐野SAに車を停めて車内で寝るわけではありません(笑)なんと今どきのSAには、素泊まりのビジネスホテル(部屋数は少なめ)があるのです!数はまだまだ少ないようですが。佐野SAの下り線からも上り線からも(車はそれぞれのパーキングに停める)入れるこの宿の名前は「佐野SAファミリーロッジ旅籠屋」。二人で泊まっても、家族四人で泊まっても一部屋一万円ほどで泊まれるようです。これからの時期、スキーへ行く時などにも良いかもしれませんね。金曜日の夜に高速に乗っても高速を出るのが土曜日の朝になるために高速料金「1000円割引」が適用になります。経費を節減しながらも、ゆっくりすることができました。翌日は7時に佐野SAを出発し、たいして疲れることもなく10時にはスポーツランドSUGOに到着しました。
金曜日の夜から降っていた雨は、時折弱くなりながらも、結局やむことはありませんでした。11時30分から始まる専有走行(フリー走行)の時間が来ても雨はやまず、路面は完全ウェットであちこちにコースを横切る川ができてました。初めてのコース、しかも慣れない車での走行となるイシカワさんにはちょっと厳しいスタートになってしまいました。僕達がサーキットに着いたころには、他のほぼ全ての車輌はサーキット入りをしていてフリー走行に向けての準備が始まっていました。11時30分、気温は15℃。若干弱まりながらも雨は降り続ける中、フリー走行が始まりました。
スポーツランドSUGOはGTI Cupが転戦するサーキットの中でも唯一、P-Lap(車内に設置される計測器)が作動しないコースのため走行中の自分のタイムがわかりません。30分のフリー走行枠をイシカワさんと15分ずつに分けての走行しました。僕がコースコンディションの確認と車のチェックをするために前半を走行。路面状況は最悪でブレーキングも立ち上がりもほとんどグリップが無く、さらにターンインでの荷重の掛け方を誤ると途端にリアが滑り出して止まりません。たった10分そこそこの間に三度もコースアウトする始末でした。幸い大事には至ることはなく、問題の無い状態でピットイン。注意するポイントをイシカワさんに伝えて交代しました。
こんな状況の中で速さを見せつけていたのは、昨年から通算6戦連続ポールトゥフィニッシュを決めているヴェンチュラーチーム代表の浜崎さんでした。しかし、その浜崎さんが驚く程の速さを見せたのは「エクスチェンジプログラム」(シリーズチャンピオンの交流プログラム)により、今回ゲストドライバーとして#00をドライブするドイツ本国Polo GTI Cup シリーズチャンピオンであるMaciek Steinhof選手(25才)と同じくルーキーチャンピオンとなったKris Heidorn選手(20才)の二人でした。初めてのコース、しかも雨がふるコンディションにもかかわらずこの速さ。やはりレーシングドライバーとしての育成プログラムを受け、際立った才能を持つドライバーの速さは尋常ではありませんでした。毎年の事ながらドイツからのゲストドライバーから受ける刺激は素晴らしい経験になります。イシカワさんも初めてのコースながらもまったくコースアウトもせずに、完全ウェットの中を初めてとは思えないペースで走りきりピットに戻ってきてくれました。やはりイシカワさんもスゴイ!車から降りたイシカワさんは、こんな状況で走ってきたにもかかわらずとても楽しそうな笑顔でいます。とても頼もしいかぎりです。
午後に雨がやみ、ウェットのままでしたがもう一本フリーを走り切り、無事に一日を終えることができました。翌日の「予選・決勝」は晴れになりそうな予報。果たして浜崎さんとゲストドライバーチームの対決はどうなるのか?うちの車は最後まで走りきることができるのか?何が起こるかわからない耐久レースを前に不安もありましたが、やはりチームとしてイシカワさんと走れることのほうが楽しみでなりませんでした。
オイル交換、ブレーキのエア抜き、タイヤ交換等々の作業を終え、翌日、決勝でのドライバー交代の作戦をイシカワさんと練りつつ一日を終えました。
金曜日の夜から降っていた雨は、時折弱くなりながらも、結局やむことはありませんでした。11時30分から始まる専有走行(フリー走行)の時間が来ても雨はやまず、路面は完全ウェットであちこちにコースを横切る川ができてました。初めてのコース、しかも慣れない車での走行となるイシカワさんにはちょっと厳しいスタートになってしまいました。僕達がサーキットに着いたころには、他のほぼ全ての車輌はサーキット入りをしていてフリー走行に向けての準備が始まっていました。11時30分、気温は15℃。若干弱まりながらも雨は降り続ける中、フリー走行が始まりました。
スポーツランドSUGOはGTI Cupが転戦するサーキットの中でも唯一、P-Lap(車内に設置される計測器)が作動しないコースのため走行中の自分のタイムがわかりません。30分のフリー走行枠をイシカワさんと15分ずつに分けての走行しました。僕がコースコンディションの確認と車のチェックをするために前半を走行。路面状況は最悪でブレーキングも立ち上がりもほとんどグリップが無く、さらにターンインでの荷重の掛け方を誤ると途端にリアが滑り出して止まりません。たった10分そこそこの間に三度もコースアウトする始末でした。幸い大事には至ることはなく、問題の無い状態でピットイン。注意するポイントをイシカワさんに伝えて交代しました。
こんな状況の中で速さを見せつけていたのは、昨年から通算6戦連続ポールトゥフィニッシュを決めているヴェンチュラーチーム代表の浜崎さんでした。しかし、その浜崎さんが驚く程の速さを見せたのは「エクスチェンジプログラム」(シリーズチャンピオンの交流プログラム)により、今回ゲストドライバーとして#00をドライブするドイツ本国Polo GTI Cup シリーズチャンピオンであるMaciek Steinhof選手(25才)と同じくルーキーチャンピオンとなったKris Heidorn選手(20才)の二人でした。初めてのコース、しかも雨がふるコンディションにもかかわらずこの速さ。やはりレーシングドライバーとしての育成プログラムを受け、際立った才能を持つドライバーの速さは尋常ではありませんでした。毎年の事ながらドイツからのゲストドライバーから受ける刺激は素晴らしい経験になります。イシカワさんも初めてのコースながらもまったくコースアウトもせずに、完全ウェットの中を初めてとは思えないペースで走りきりピットに戻ってきてくれました。やはりイシカワさんもスゴイ!車から降りたイシカワさんは、こんな状況で走ってきたにもかかわらずとても楽しそうな笑顔でいます。とても頼もしいかぎりです。
午後に雨がやみ、ウェットのままでしたがもう一本フリーを走り切り、無事に一日を終えることができました。翌日の「予選・決勝」は晴れになりそうな予報。果たして浜崎さんとゲストドライバーチームの対決はどうなるのか?うちの車は最後まで走りきることができるのか?何が起こるかわからない耐久レースを前に不安もありましたが、やはりチームとしてイシカワさんと走れることのほうが楽しみでなりませんでした。
オイル交換、ブレーキのエア抜き、タイヤ交換等々の作業を終え、翌日、決勝でのドライバー交代の作戦をイシカワさんと練りつつ一日を終えました。