2026年3月4日、Porscheは、2026年シーズンに向け、ワンメイクレース用マシンである新型「Porsche 911 Cup」を各チームに引き渡したことを発表した。スペイン・バルセロナのCircuit de Barcelona-Catalunyaでは、Porsche Mobil 1 Supercupに参戦するチームが集まり、シェイクダウンを実施。2026年は世界4つのカップシリーズで約120台の新型車が使用される予定だ。

新型911 Cupは、量産モデル「Porsche 911」をベースとするカップカーの最新世代(992.2)で、空力性能の改良など大幅なアップデートを受けている。パワートレインには、911 GT3の量産エンジンをベースとした4.0L水平対向6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力は382kW(520PS)を発生。従来型より約10PSの出力向上を果たした。

バルセロナのカタルーニャサーキットで行われた走行では、参加ドライバーがスペインGPの舞台でもある同サーキットで合計2300周以上を走行。最速ラップは、前年のSupercupレースでポールポジションを獲得したタイムを大きく上回る水準だったという。Porsche Juniorのフリント・シュリングは「新しい911 Cupは明らかに先代より速い。10PSの増加は小さく見えるが効果は大きく、空力性能の最適化によってさらに楽しいクルマになった」とコメントしている。一方で、新型車ではレーシングABSが標準装備されており、ブレーキングの感覚には慣れが必要だとも語った。

今回のシェイクダウンには46台が集結し、通常のワンメイクレースを上回る規模となった。Porsche Mobil 1 Supercupのプロジェクトマネージャー、オリバー・シュワブは「新しい911 Cupの初公開は常に特別な瞬間だ。これだけ多くの車両が同時に走ることで、シーズンの展望を示す絶好の機会となった」と述べている。
Porsche Mobil 1 Supercupは、Porscheが展開するワンメイクシリーズの頂点に位置づけられる国際カテゴリーで、2026年もF1グランプリのサポートレースとして開催される。全28台のフルエントリーで争われ、モナコGPを皮切りに、バルセロナ、シュピールベルク、スパ、ブダペスト、ザントフォールト、モンツァの7大会・全8レースが予定されている。

(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Porsche AG)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。


