2024年10月30日、ポルシェジャパンは新型「911 Carrera T」の予約受注を開始した。
ドライビング性能にこだわる“T=ツーリング”の911 Carrera TがマイナーチェンジによりType 992.2に進化。911 Carreraと同じ、最高出力290kW（394PS）、最大トルク450Nmの3L水平対向6気筒ツインターボを搭載しながら、軽量ウインドー、断熱材の削減、6速マニュアルトランスミッションの採用などにより、911 Carreraより40kg以上軽い1,478kgを実現する。さらに、今回はじめて、「911 Carrera T Cabriolet」が設定された。
911 Carrera Tでは、トラックプレシジョンアプリを含むスポーツクロノパッケージ、リアアクスルステアリング、PASMアダプティブスポーツサスペンションが標準装着され、ダイレクトなステアリングレシオとあいまって俊敏なハンドリングを実現する。
911 Carrera T
911 Carrera T
911 Carrera T
911 Carrera T
911 Carrera T
エクステリアでは、リヤサイドウインドーのシフトパターンのロゴが入ったステッカーが貼られ。6速マニュアルであることをアピール。リヤのモデルロゴはコントラストカラーのバナジウムグレーとし、さらにリヤリッドグリルのインレイ、エクステリアミラーのアッパーおよびロアトリム、アルミホイールも同色のバナジウムグレーメタリックでペイントされる。911 Carrera GTSから採用されたリップスポイラーが装着されるのも見逃せない。
911 Carrera T Cabriolet
911 Carrera T Cabriolet
911 Carrera T Cabriolet
911 Carrera T Cabriolet
911 Carrera T Cabriolet
コックピットは、積層ウッドのシフトレバーに加えて、“MT”（マニュアルトランスミッション）のロゴ入りバッジやシフトパターンのロゴなど、ここでも6速マニュアルであることを主張。ダッシュボードとセンターコンソールのデコラティブパネルはバナジウムグレー、ドアパネルのデコラティブパネルはブラックブラッシュアルミニウムとなる。標準装備の4ウェイ電動調節式スポーツシートはCarrera T専用のタータンチェック柄で彩られる。
価格は911 Carrera Tが1865万円、911 Carrera T Cabrioletが2114万円。
(Text by Satoshi Ubukata)
