2024年9月15日、WEC第7戦の決勝レースが静岡県の富士スピードウェイで行われ、ポルシェペンスキーモータースポーツのハイパーカー、Porsche 963が、今シーズン2度目の勝利を収めた。

画像1: 【WEC Rd.7 Fuji】Porsche 963が優勝

ケヴィン・エストレ、ローレンス・ヴァンスール、アンドレ・ロッテラーがドライブする#6 Porsche 963は5番手からスタートし、第1スティントを担当したヴァンスールは途中3位に浮上。1時間あまりの走行後にピットストップを行い、トップに踊り出た。

その後も上位を維持した#6 Porsche 963は、最終的には6時間レースをトップでフィニッシュし、今シーズン2度目の勝利を手にした。これにより、ポルシェペンスキーモータースポーツはドライバーズおよびマニュファクチュアラーランキングで首位を守っている。

画像2: 【WEC Rd.7 Fuji】Porsche 963が優勝

かつて日本でも活躍したロッテラーは、「優勝できてうれしいです。タイトル獲得に向けて素晴らしいことですし、とても感慨深い勝利です。長年日本に住んでいたので、富士はホームコースのように感じます。今日、富士で優勝するという夢がついに実現しました」と歓びを語った。

画像3: 【WEC Rd.7 Fuji】Porsche 963が優勝

一方、マット・キャンベル、フレデリック・マコヴィッキ、マイケル・クリステンセンが駆る#5 Porsche 963は8番手からスタートするが、2周目に追突されるアクシデントに見舞われ、さらにレース終了1時間前のアクシデントでリタイアを喫している。

(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Porsche)

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