コロナ禍で世の中の仕事やコミュニケーションの取り方がどんどんオンライン化し、自動車業界でもかなりオンライン化が進んでいます。
新車発表会など、さまざまなイベントがオンラインに移行しました。会場の人数は最小限でも、オンラインでは多くの人に見てもらえる……。
輸入ブランドの場合、外国人の代表が増え、プレゼンテーションは英語です。オンラインのプレゼンテーションなら字幕を入れられるので、日本人にもわかりやすいですし、YouTubeなどで日本の取り組みが世界中に発信できるというメリットがあります。
ポルシェジャパン初のポップアップストア「Porsche NOW Tokyo」のオープン発表会も基本的にはオンラインで。その後、密を避けながら人数を絞ってメディアに公開され、私も行ってきました。
会場は東京・有明。有明コロシアムのすぐ近く。ポルシェジャパンのミヒャエル・キルシェ社長の話によると、この有明という場所を選んだのは、東京オリンピック会場がある、活気づいている街だから。皆さんもご存じのとおり「東京オリンピック2020」は1年後の2021年に延期となりましたが、「Porsche NOW Tokyo」も来年8月まで開催されるようです。
黒くて四角いボックス型の建物の前には、ポルシェ初の電気自動車の「タイカン ターボS」。中にもブルーの「タイカン ターボS」。そして一番奥に白い「タイカン ターボ」の3台が展示されています。しかし、3台揃っているのは今だけ。1台だけ残して2台は全国を飛び回るそうです。
そして建物の外にはポルシェ自慢の急速充電器「ポルシェターボチャージャー」があり、充電をすることも可能。ここではクルマの販売はしませんが、カフェもあるし、グッズも販売しています。
あ、ポルシェの「ピンク・ピッグ」と呼ばれるカラーリングのTシャツやぬいぐるみなどもあります。それと気になったのは、ポルシェ911のマフラーを使ったスピーカー。お値段は40万4500円と高価ですが、ポルシェ好きな人にとってはコレクターズアイテムかも。
そしていたる所にオブジェが展示されていますが、911のホイールを使った傘立てや、タイヤを使ったダンベル、レザーを使ったランドセルなどなど。
他にルマン24時間レースをVRで体験できたり、「ポルシェプロ」と呼ばれる、ポルシェのことなら何でも知っている「博士」も常駐しているそう。ただしこの時期なので、こちらに来るときは事前予約が必要だそうです。
そしてこの時期だけに、この日も全員マスク着用。スタッフの皆さんは全員、本国から届いたというポルシェのオリジナルマスクをしていました。が、なぜか私も2種類のマスクをいただきました! しかし、どちらもほかの皆さんとは違う柄。
というのは、ほかの方が付けてるマスクはMサイズ。私が頂いたのはSサイズ。ほかの方は誰も使えないということで、私の元にやってきたのでした。
「シンデレラの靴」ではなく、「シンデレラのマスク」という気分です。
この時の模様は、私のYouTubeチャンネル「吉田由美ちゃんねる」でも公開しています。しかも会場を案内してくれたのはポルシェ・ジャパンのミヒャエル・キルシェ社長。
また、ポルシェ初の電気自動車「タイカン」の話は、近々に同じく「吉田由美ちゃんねる」で公開します。お楽しみに~
(Text by Yumi Yoshida)